【日本代表】南野拓実は「VARに救われた」。自身の課題は…
日本代表の南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アジア杯ベトナム戦、トップ下で89分まで出場。大迫勇也の復帰も「嬉しいニュース」。
[アジアカップ 準々決勝] 日本 1-0 ベトナム/2019年1月21日/アール・マクトゥーム・スタジアム
UAEアジアカップ準々決勝、日本代表が1-0でベトナム代表に競り勝った。南野拓実はトップ下で89分までプレーし、試合後は「難しい試合展開でしたけれど、勝つことが一番大事でした」と勝利に安堵した。
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によって吉田麻也のゴールが取り消され、一旦は流された堂安律の倒された場面でPKが宣告された。
「(吉田の場面は)ゴールかなと思ったし、(自分のポジションからは)ハンドだと見えていませんでした。難しいところもありましたけれど、後半、VARのおかげでPKの判定があったので、救われた部分もありました。ルールはルールなので、これからもそのなかでやっていきたいと思います」
そのように南野はVARの導入を受け入れていた。一方、自身のパフォーマンスについては満足せず、「数本チャンスがありゴールにつなげたかったですけれど、それは次への自分の課題。しっかり次には修正したいと思います」とゴール奪取を課題に挙げた。
後半途中からピッチに立った大迫勇也の復帰もチームであり、南野にとって大きい。「サコくんの復帰はチームにとって嬉しいニュースですし、残り2試合、絶対に優勝して日本へ帰りたいと思います」と、日本の背番号9――南野はアジア制覇を視界に捉えた。
文:サカノワ編集グループ