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サッカー日本代表MF久保建英が「夏休みに陸上部」の過去明かす。朝練に加わり…

久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

U-16世代の選手の質問に答える。「それこそ同じように、足が速くなりたい悩みを持っていて…」

 日本サッカー協会(以下、JFA)とJFAオフィシャルサプライヤーであるアディダス ジャパン株式会社(以下、アディダス)は、育成年代の選手を対象にした 「育成年代応援プロジェクト JFA アディダスDREAM ROAD」をスタートさせた。心身の成長著しい育成年代の選手に充実した環境と世界基準のトレーニング機会を与え、「世界基準の選手」に育てることが目的。その第一弾として11月20日から12月3日まで、スペイン1部レアル・ソシエダに4選手が渡って現地の練習に参加している。

 12月1日にはその4選手からの質問に久保が答える動画が、ユーチューブの各メディアで公開された。15・16歳の世代の日本代表選手(U-16日本代表)からの問いに久保が真剣に一つひとつ応じている。

 そのなかで「瞬発力を高めるには、どのような練習が必要でしょうか」という質問に、22歳のレフティは「うーん、難しい質問が来たな」と考えて次のように答えた。

「一回サッカーから外れて違うスポーツを見てみたりするのもいいかもしれない。それこそ僕は18歳頃から今も、陸上の先生にそういったフィジカル系のとこを教えてもらっています。一度別の視点からサッカーにどういったものを取り入れられるかトライしてみることで、ハイブリッドな選手になれるかもしれない。今の日本代表でも陸上の専門家に教えてもらっている選手は何人かいます。サッカーで有名な方だけではなく、別のスポーツの専門の方に教えてもらって取り入れていくのもいいのではないかなと思います」

 質問した選手から「中学校の陸上部の先生から聞けるチャンスがあるので、どんどん聞いていこうと思います」と言われると、久保は過去に陸上部の朝練に加わったことがある過去を明かした。

「それで言うと僕も一回だけ、夏休みに陸上部へ入って。本当に同じように足が速くなりたい悩みを持っていて、学校の先生に頼んで陸上部の朝練習に参加させてもらったんですけど……。きつすぎて一回でやましたね(苦笑)。でも、とりあえずトライしてみるのは大事かなと思います」

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 いろいろなトライと試行錯誤。久保がそういった積極的な行動をとることでも、一流のアスリートになっていったことも分かる。久保は他にもさまざまな質問に応じ、興味深い話をしている。

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