クロップの南野への評価は?リバプールがブライトン戦へ「色々な布陣を使ってくる」
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
リーグ戦は残り5試合、待望のゴールがほしい。
[プレミアリーグ 34節] ブライトン-リバプール/2020年7月8日(日本時間4:15)/アメックス・スタジアム
イングランド・プレミアリーグ首位のリバプールFCが、アウェーで15位のブライトン・ホーブ&アルビオンFCと対戦する。前節リーグ4試合ぶりに出場機会を得られなかった日本代表FW南野拓実にチャンスは訪れるか。
すでにリーグ優勝を決めているリバプールは直近のホームでのアストン・ヴィラFC戦、2-0の勝利を収めた。前半は持ち味のスピードのある攻撃を発揮できず、シュートわずか2本に終わる。それでも71分、ナビ・ケイタからパスを受けたサディオ・マネが冷静にゴールを決め先制点に成功。終了間際の88分にはリバプールユース出身のカーティス・ジョーンズがプレミアリーグ初ゴールを決め、リードを2点に広げた。このままリードを守り切ったリバプールは、リーグ2試合ぶりの勝利を収めた。
リバプールはリーグ29勝2分2敗(72得点・25失点)の勝点89。残り5試合で勝点12以上獲得した場合、17-18シーズンにマンチェスター・シティが記録した勝点100のプレミアリーグ記録を塗り替える。
リバプールのユルゲン・クロップ監督はブライトン戦に向けた前日記者会見で、「色々な布陣を使ってくるチーム」と相手を警戒を示した。
「ブライトンのポッター監督は非常素晴らしい仕事をしていると思います。リーグ再開後はアプローチを変えて、かつ結果も残しています。相手は色々な布陣を使ってくるチームが、我々には2日しか準備する期間がなかったので、全てを対策することができませんでした。選手はピッチ上で状況を把握してから、自分たちのパターンを当てはめていく必要があります」
そのように選手たちには臨機応変さを要求した。
南野はリーグ6試合(143分)に出場し、まだゴールとアシストを記録できずにいる。リーグ再開後は4試合中3試合に出場し、初のスタメン出場も果たすなどクロップ監督から徐々に信頼を得つつあったが、アストン・ヴィラ戦は出場機会を得られず。勢いのあるカーティス・ジョーンズが初ゴールを決めるなど突き上げもあるなか、そろそろレッズの18番の「結果=ゴール」もほしい。
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[文:サカノワ編集グループ]