鹿島が始動!内田篤人別メニュー、新加入の伊藤翔は『偽10番』

横浜FMから鹿島に加入した伊藤翔。新天地で始動日を迎えた。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

”本当”の番号は「楽しみにしていて下さい」。

 鹿島アントラーズが1月15日、茨城県鹿嶋市内の練習場で始動した。スプリントやランニングなど短距離と長距離のメニューで体に刺激を与えながら約2時間かけて汗を流した。

 内田篤人は屋内で、鈴木優磨と三竿健斗はピッチに出たものの別メニュー調整。一方、昨年8月に右ヒザ前十字じん帯損傷を負った伊東幸敏が、この日、ランニングと軽くボールに触る練習をこなし、「これまでは地味な反復練習を繰り返してきましたが、ここからより強度を上げていきます」と語った。

 また、初練習で気になったのが選手たちの練習着の番号だ。なかでも横浜F・マリノスから今季加入した伊藤翔が「10番」を着用。これが新背番号かと問われた本人は「いえ、いえ、違います」と否定。「いくつかのサイズがあり、自分に合いそうな大きなものを選んだら、たまたま10番でした」と言い、”本当”の番号は新体制の発表時に明かされるとのことだ。

 鹿島での始動日を迎えた伊藤は「ミーティングでは昨年から積み上げていくというコンセプトの説明があり、練習はまだハードでではなかったので、知っている選手も数人いたので和やかにできました」と語り、新天地の環境について「打ち込める環境。これがサッカーチームだなと感じます」と実感したそうだ。

 そのなかで、これからチーム内の競争を迎えることになる。

「僕はこのなかでは年齢的に上のほうになるので、怖い後輩たちがこれからどのようにキバを剥いてくるか。まだ分かりませんが、まずみんなの感じを見ながらやっていこうと思います」

 もちろん負けるつもりなどない。伊藤はそのように抱負を語った。

 また、大岩剛監督は久々に選手たちと会った印象について、「初日にしてはいい表情をしていて、逆に僕が自信をもらえる表情をしていました」と語った。

 一方、完全に屋内で調整した内田の状態について、「昨シーズンから本人ともしっかりコミュニケーションを取ってきて、半分以上は本人に任せています。そのなかで『今日は無理する必要がないよ』と伝えていました」と説明した。

 また、軽いランニングによる別メニュー調整をしていた鈴木と三竿の合流時期についても、「日々のトレーニングで、それぞれがまず(コンディションを)上げていくことが大切。現時点でのターゲットはACLプレーオフ(2月19日、対戦相手、会場未定/ホーム)。そこに向けてコンディションを上げ、調子いい選手を数多く出すことが最重要。(開幕に向けて)コンディションを持っていくことは彼らに任せながら、チームにしっかり合流できるように準備をしたいと思うだけです」と語った。

 チームは1月16日から2部練習を続け、22日から宮崎キャンプに入る。キャンプ中は27日にテゲバジャーロ宮崎(10:00~)、29日にヴァンフォーレ甲府(14:00~)、2月1日に大宮アルディージャ(10:00~)との練習試合を予定している。

鈴木優磨は別メニューで軽めのランニング。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
始動日を迎えた安部裕葵と大岩監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI

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