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【千葉】田坂祐介が還元する「王者川崎の経験」と楽しみな「新たなる闘い」

佐藤寿人(11番)とともに千葉の新体制発表会見に臨んだ田坂祐介(6番)。(C)SAKANOWA

プライベートでは趣味の釣りも楽しみだが、それ以上に――。

 川崎フロンターレからジェフユナイテッド市原・千葉に加入したMF田坂祐介は今年34歳を迎える。同い年の増嶋竜也とともにチーム内では、双子の佐藤勇人&寿人(82年生まれ)、工藤浩平(84年生まれ)に続く年長者になる。

 もちろん田坂本人はそういった立場になる自覚を持ち、何よりJ1連覇を成し遂げた川崎フロンターレでの経験を求められていることも理解している。

「(千葉は)基本的にボールを持つチームなので、リスクは伴うと思います。ただ、リスク管理を考えることも大事ですけれど、基本的に攻撃の精度が上げれば、リスク管理に対する比重も減ります。まず攻撃の精度を上げることが大切だと思います」

 攻撃こそ最大の防御――。川崎で身をもって肌に沁み込ませてきたスタンスの大切さを強調する。加えて中盤を務めてきた田坂は、「もしもカウンターを受けそうになれば、僕のみならずチームとしてしっかりその準備をしておくことが大切だと思います」とも気を配る。

「ただ、まったく同じサッカーではないので、しっかりこのチームのやり方にアジャストしてきたいです」

 田坂が来たのは新天地の千葉である。川崎のサッカーを体現するのではなく、千葉のスタイルをさらに磨き上げて、そしてJ1に昇格することが使命になる。だからこそ、若い選手とともに切磋琢磨し合える環境にも感謝する。

田坂は「ベテランの自分を獲ってくれた意味を考えてプレーする」と決意を示した。(C)SAKANOWA

「新しい選手とチームメイトとともに、僕自身も成長させてもらえると思っています」

 ちなみに、内房の海岸沿いのクラブということでプライベートでは趣味も釣りも楽しみにしている。ただ、何より楽しみにしているのは、やはりこのジェフ千葉での新たな戦いである。

 背番号6の新ユニフォームを着た田坂は、1月7日の新体制発表会で、次のように誓った。

「プレーする機会を与えてくれた千葉に感謝しています。ベテランの自分を獲ってくれた意味をしっかり考え、ピッチ内外で力になれるように頑張っていきます。ストロングポイントはたくさんボールに触って、チームにリズムを作るところだと思っていますので、そういったところを見てほしいです」

 鮮やかなイエローのキットをまとい佐藤寿人の隣にいる田坂の姿は、まったく違和感がなかった。

文:サカノワ編集グループ

 

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