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鈴木武蔵が2得点。札幌が浦和に快勝…ベンチ前で歓喜の円陣!

浦和戦で、札幌の鈴木武蔵が2ゴールを奪取!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

苦しい浦和、打開策は単独突破がほとんど。

[J1 2節] 浦和 – 札幌/2019年3月2日/埼玉スタジアム2〇〇2

 両チームともにリーグ初白星を目指した一戦、アウェーの北海道コンサドーレ札幌が新加入FW鈴木武蔵の2ゴールで浦和レッズに快勝を収めた。

 2トップを採用した札幌がパスをつないで揺さぶり、一方の浦和はカウンターを狙う展開に。すると開始早々の2分、アンデルソン・ロペスのパスを鈴木が押し込み、札幌が幸先良く先制に成功する。

 その後も札幌が試合の主導権を握る展開が続く。27分、マウリシオのパスをインターセプトしたチャナティップがスルーパス。快足を飛ばした鈴木が再びシュートを冷静に突き刺して、リードを広げる。

 後半、アンドリュー・ナバウトを投入した浦和は高い位置からプレスをかけて打開を試みる。しかし山中亮輔の左サイドからのクロスに興梠慎三が合わせた技ありボレーは、GKク・ソンユンにセーブされてしまう。さらにホームチームは柴戸海、マルティノスのカードを切って、反撃の色を強める。

 それでも札幌も早坂良太、ジェイとパワーのある選手を投入し、前線からのプレッシャーの強度を高める。89分にアンドリュー・ナバウトのヘディングシュートがゴールネットを揺らしたが……オフサイドに。結局、後半は両チームともに得点を奪えず、試合終了を迎える。

 結果、札幌が今季リーグ初勝利を――ペトロヴィッチ監督の古巣である浦和から奪ってみせた。試合終了と同時に、ベンチ前では交代した選手とベンチメンバー、さらにスタッフによる歓喜の円陣の輪ができた。

文:サカノワ編集グループ

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