【浦和】ギアクマキスまだ移籍決定せず、アトランタ監督「肯定も否定もできない」
セルティックのギアクマキス。 (Photo by Ian MacNicol/Getty Images)
米国行き“決定的”の流れは変わらないようだが…。
J1リーグ浦和レッズとメジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドFCが獲得を目指しているスコットランド1部セルティックFCのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(Georgios Giakoumakis)だが、すでにアトランタ加入が確実であると報じられてきたが、日本時間2月3日20時現在、正式発表には至っていない。
スコットランドメディア『デイリー・レコード』は2月2日、アトランタのメディア『アトランタ・ジャーナル』の記事を引用し、ゴンサロ・ピネダ監督のギアクマキスの獲得についてのコメントを引用している。
『アトランタ・ジャーナル』によると、ピネダ監督が報道の情報を見たうえで、「ニュースがあれば、私たちは従来の方法で発表します。しかし、私は現時点では何も肯定も否定もできません」とコメントしている。
ただし、これは1月28日時点のものだ。指揮官は次のように、MLSのマーケットの状況もあり、あとは「タイミングだ」とも強調している。
「あとはMLSのタイミングとウインドー。私たちはヨーロッパと世界の多くの部分と異なるカレンダーになっています。そのため、こうしたこ事象は起こりえます。私はそれに慣れています。私はそれが異なっていることをポジティブに捉えていますが、ただ、それで何が起こるかです」
選手登録期間(移籍ウインドー)だが、MLSは1月31日から4月24日、Jリーグが1月6日から3月31日までと、いずれもまだ開いている。欧州の主要リーグは1月31日で冬のマーケットが閉まったが、両リーグはまだ補強が可能だ。別の言い方をすれば、このストライカーを欲していたUCサンプドリア、カディスCF、FCジロンダン・ボルドーへの移籍はなく、事実上、2チームに絞られている状況となっている。ただ『スカイ』はギアクマキスのアトランタ行きが確実と報じ、その流れは変わっていないようだが……。