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【浦和】疲れて帰国したい!? 報道に、スコルジャ監督「事実ではない」「ポーランドのジャーナリストと一言も話をしていない」。記者会見で一度は「契約に関する質問には応じられない」とストップが入ったが…

浦和のスコルジャ監督。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA

「今年は家族とともに日本で過ごしています。本当に素晴らしい環境で生活できています」

[J1 36節]広島-浦和/2025年11月9日13:00/エディオンピースウイング広島

 J1リーグ・浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が11月7日、オンラインによる記者会見に応じて、9日のアウェーでのサンフレッチェ広島戦に向けて抱負を語った。

 このなかで「ポーランドのメディアで、スコルジャ監督はアジアの生活に疲れて帰国したがっていると語っていると報じられたが、実際はどうなのでしょうか」と質問が出た。一度、クラブスタッフから「広島戦に向けた記者会見であり、契約関係に関するご質問について、監督からお答えすることを控えさせていただきます」と説明があった。

 ただ、その報道について一言だけでもコメントを……と請われると、スコルジャ監督は「では、答えさせてください」と言って、次のように説明した。

「まず皆さんに言いたいのは、ポーランドのジャーナリストとは一言も話をしておりません。誰がどのようにこのような話をしたのか分かりません。私は日本の生活にとても満足しています。素晴らしいと感じてきました。2年前と状況が変わり、今年は家族とともに日本で過ごしています。本当に素晴らしい環境で生活できています。とても日本に感謝しています」

 そのように日本での生活に不満はないと強調した。一方、指揮官は「そんな話が事実ではないとはっきり言えますが、私の将来に関して、私だけの判断では決まるものではありません」とも語った。

 2026年はまず2月から約4か月間の特別シーズン「百年構想リーグ」が開催される。J1勢はAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートの出場権がかかっており、ある意味カップ戦のような位置づけでもある。そのタイトルを目指すのであれば……戦力を把握するスコルジャ体制継続、そのなかでコーチ陣の入れ替えなどが望まれるか。

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 J1リーグは残り3試合。浦和は現在、勝点53でリーグ8位。一方、広島は勝点59で5位。

Posted by 塚越始