元バルセロナMFアルダ・トゥランが浦和移籍で合意間近!?トルコ紙が報じる
「アルダ・トゥランが浦和とサインへ」と、トルコメディア『ファナティック』が報じた。
ベルナルド・メンサーに続く現地発の噂。信憑性は低いようだが…。
トルコメディア『ファナティック』などは2月14日、J1リーグの浦和レッズがスペイン1部リーグのFCバルセロナからトルコ1部リーグのバシャクシェヒルFKへのレンタル移籍を終えたアルダ・トゥランの獲得を目指していると報じた。同メディアは「間もなくサインをする」と伝える。
アルダ・トゥランは1987年1月30日生まれ、イスタンブール出身、33歳。178センチ・76キロ。トルコのガラタサライSK、マニサスポルを経てスペインに渡り、アトレティコ・マドリード、FCバルセロナでプレー。2018年からバシャクシェヒルにレンタルされていた。2015年から在籍するバルサでは36試合・5得点を記録している。トルコ代表としても100試合・17ゴールと活躍してきた。
一方、2018年にはトルコ人の歌手といざこざを起こして有罪判決を受けた過去もある。
記事では、今年1月までだったバルサからバシャクシェヒルへの期限付き移籍を終え、バルセロナが保有権を持つものの、現在は所属先を見つけられずにいるという。
トゥランは冬の移籍マーケット期間、古巣であるガラタサライ移籍を目指していた。しかしギリギリまで交渉を続けたものの実現ならず。一方、浦和からもオファーが届いていたという。そして「とても意欲的」という浦和の熱意にトゥラン側が応じて、間もなく契約しようとしているそうだ。
しかし、トルコメディアは、カイセリスポルに所属するガーナ代表MFベルナルド・メンサーについても、浦和が獲得を目指していると報じていた。だが結局、メンサーはトルコでのプレーを、これまでのところ継続している。
そうしたなか、再び登場したトルコ発の浦和絡みの移籍の噂が浮上した形だ。浦和がトルコ方面で人材を探しているということだろうか? そもそもそんな話はないのか。
しかし16日のルヴァンカップ・ベガルタ仙台戦で2020シーズンに突入する浦和は、試合出場枠である外国籍選手5人を超える6人をすでに確保している(登録可能人数は原則、無制限)。
最近ではブラジル人MFエヴェルトンが今季いっぱいまでレンタル期間を延長したことが明らかになった。状況を考えると、さらなる追加は考えにくい。
例えばシーズン開幕からある程度経って、外国籍選手にアクシデントが起きるか、チーム状況の改善が必要に迫られるか……といった緊急性を伴う場合には、トゥランらの補強もあり得るかもしれない。Jリーグの移籍マーケットは3月27日まで開いている。
もちろん、元バルセロナの一級品であれば、獲得に動く可能性はあり得る。それでもタイミングは今ではない印象を受けるが、果たして!?
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[文:サカノワ編集グループ]