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【Jの輪】浦和GK西川周作から神戸DF槙野智章へ。マキのいるところに笑顔あり「最近は顎の筋肉が落ちてきたかも」

西川周作(浦和レッズ/GK)

「マキがサッカーを辞める時はどういう時なのか。イメージが浮かびません。僕もずっと続けたい。だからいつか――」

まず行動に移す、宇賀神友弥の魅力。

 チームが良くなるため、いろいろなシチュエーションで最初に行動に移す。それがウガでした。ピッチに立てば責任感を持って、みんなに声を掛けてリーダーシップを発揮してくれる。ただどんな時であっても、試合に出場する、しないに関わらず、動くことでチームをまとめてくれていました。

 プレー面では両足を同じように使えるので、両サイドを臨機応変に対応できます。監督の立場からすると、とても使いやすい選手だと思います。だからこそ、ここぞという場面で凄いゴールを決めますね。天皇杯では2018年の決勝、2021年の準決勝、今回、岐阜でのファーストゴールも素晴らしかった。宇賀神様、様、様です(笑)。

 ピッチ外では面白い話をしてくれて、一緒に楽しい時間を過ごしてきました。家族ぐるみでもお世話になりました。ウガの活躍に刺激を受けながら頑張りたいと思っています。

(宇賀神選手から貯金額は? という質問が!)貯金はウガに打ち明けたかな~(笑)。でも将来のために節約できるところはしないと(笑)。

(では友人を!)マキ(槙野智章)にしましょう。彼がいるところには必ず笑顔があります。彼が浦和にいた時は腹の底から笑っていました。最近は顎の筋肉が落ちてきたと感じるほどです。一緒にいて楽しかったです(笑)。

 プレー面では、空中戦で「必ず勝ってくれる」信頼感がありました。何よりチームが上手く行っていない時、苦しい時に発信できる、そういう選手がいてくれる心強さがありました。

 それにケガをしない強さを見てきました。普通の選手であれば、プレーできない状態でも戦っていました。内側のじん帯を痛めて肉離れしている時も先頭に立ちプレーをしていたことがありました。

 マキがサッカーを辞める時はどういう時なのか。イメージが浮かびません。僕もずっと続けたい。僕はカズ(三浦知良)さんみたいに長くプレーしたい。だからずっとボールを追い続けて、それが何歳なのか分かりませんが最後に、またマキと一緒にプレーしたいですね。

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[取材・文:石田達也]

◎イラスト
PROFILE 茉莉香 MARIKA イラストレーター・デザイナー。インスタグラムのアカウントは marika22_10。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。主にサッカー・フットサル選手のイラストや、スポーツウェアのデザインを制作。また日本のサッカーファンを代表して、FIFA Global Fan Movement メンバーとして活動中。

プロフィール

※2022年4月14日時点時点の情報

にしかわ・しゅうさく/1986年6月13日生まれ、大分県出身、35歳。183センチ、81キロ。宇佐FC ― 大分ユース ― 大分トリニータ ― サンフレッチェ広島 ― 浦和。J1通算293試合・16得点、J3通算3試合・1得点。J1リーグ通算532試合、日本代表31試合出場。

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