【移籍】浦和レッズが酒井宏樹の離脱を正式発表。Aリーグ新規参入オークランドFCに移籍へ
浦和の酒井宏樹 (C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
「マルセイユから浦和レッズへの移籍を決めた時と同様に、自分の新たなる目標と挑戦のためには必要な決断でした」
J1リーグの浦和レッズは6月24日、日本代表としてワールドカップ(W杯)に3大会連続で出場したキャプテンのDF酒井宏樹が海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱すると発表した。
酒井は浦和を通じて、次のようにコメントしている。
「このたび、海外クラブへの移籍に向けた準備のため、チームを離れることになりました。2021年6月にマルセイユから浦和レッズに加入して以来今日まで、伝統ある偉大なクラブの一員として、一つでも多くのタイトルをファン・サポーターの皆さんと共に獲得したいという思いで、1試合1試合全力で闘ってきました。
そのなかでも自分が浦和に移籍してきた最大の目標、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022での優勝は自分にとって、とても特別なものになりました。
ACL決勝第1戦で大アウェーのなか、サウジアラビアまで足を運んでくれたファン・サポーター約700人の姿。あの光景と後押しは今でも鮮明に、脳裏に焼き付いています。
皆さんの熱い思いと一緒に獲ったACLのタイトルは、今後自分がどのようなキャリアを進むとしても、絶対に忘れることはありません。こうした時期にチームを離れることは非常に難しい決断でしたが、マルセイユから浦和レッズへの移籍を決めた時と同様に、自分の新たなる目標と挑戦のためには必要な決断でした。
必ずまたこの挑戦を成功させ、素晴らしいキャリアと生活を得られるよう頑張ります。 最後に、自分の思いを理解し尊重してくれたクラブに感謝しています。
そして何よりもこの3年間、自分に愛情を注いでくれた浦和レッズに関わる全てのみなさんには感謝しかありませ ん。 本当にありがとうございました」
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酒井はオーストラリアAリーグに新規参入するオークランドFCからオファーを受けていると、元AリーガーであるFOXのレポーターが報じていた。