筋骨隆々ポドルスキがまわし姿で気迫の稽古。海外メディアも発信「白鵬は相撲界のメッシ」
神戸のルーカス・ポドルスキ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
九重部屋の稽古参加の様子を発信。今週末はG大阪との関西ダービー!
ヴィッセル神戸のFWルーカス・ポドルスキが、このほど九重部屋の稽古に参加した模様をSNS( ツイッターは @Podolski10 、インスタグラムは poldi_official )にアップして、国内のみならず、ドイツやトルコでも大きな反響を呼んでいる。ドイツ、トルコ両国のメディアでも取り上げられた。
ポドルスキは3月24日の大阪場所千秋楽に訪れ優勝した横綱の白鵬関と対面したことも報告。「My Friend白鵬、15回目の全勝優勝、通算42回目の幕内優勝、どんどんと記録を塗り替える素晴らしい優勝おめでとう。この調子で頑張って、次会う時のを楽しみにしてるよ」とツイートしている。
また、ドイツ大衆紙『ビルド』のWEB版は、ポドルスキを通じて相撲の世界を紹介し、彼が白鵬関と会ったことを紹介。ポドルスキは白鵬関のことを「相撲界のリオネル・メッシ」と例えたそうで、横綱の勝率83パーセント、白星1000以上という実績も紹介している。
そしてポドルスキが九重部屋の稽古に参加した様子も、ガラタサライJKを専門とするトルコメディアがリツイートするなど反応。その本気で取り組む姿に、ファンから「本気で相撲ファイターになるのか」「サッカーの練習をして!」などのコメントも寄せられている。
SNSでは黒まわしの力士の左上手をしっかりと掴んだポルディの筋骨隆々の写真など数点がアップされている。ポドルスキがかなり真剣に稽古に参加し、相撲道から何かを探求しようとしている様子は伺える。
国際Aマッチ期間と大阪場所がちょうど重なったことで、ポドルスキの相撲への関心は一段と強まったようだ。前節の清水エスパルス戦ではアンドレス・イニエスタのパスから今季初ゴールも記録し(試合は1-1の引き分け)、四股パフォーマンスを披露してみせた。
リーグ再開は3月30日、アウェーのガンバ大阪との「関西ダービー」。チケットはすでに売り切れており、満員の大観衆の前で、ポルディが相撲から得たパワーをどのように還元するのか。再び四股パフォーマンスは飛び出すのか、または新たな”技”が飛び出すのか。今週末はその左足から目が離せなくなる。
文:サカノワ編集グループ