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「トーレス欠場の理由は?」鳥栖の指揮官が記者会見でピシャリ

鳥栖のフェルナンド・トーレス。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

横浜FMにスコアレスドロー。3連敗のあと1勝1分け。

[J1 6節] 横浜FM 0-0 鳥栖/2019年3月29日/日産スタジアム

 J1リーグ6節の横浜F・マリノス対サガン鳥栖戦は両チームともに得点を奪えず、スコアレスドローに終わった。

「フライデーナイトJリーグ」として組まれた一戦は2万人以上(2万688人)の観客が訪れ、ホームチームが攻め続けたものの、松原健、エジカル・ジュニオのシュートがクロスバーを叩くなどゴールは生まれず。試合後、決定機を決め切れなかった横浜F・マリノスの選手たちに対し、まばらではあったものの一部からブーイングも飛んでいた。

 一方、鳥栖はほとんどチャンスすら作れなかった。そんな状況でもあり試合後の監督記者会見では、この日、欠場したフェルナンド・トーレスの状態について問う質問が飛んだ。鳥栖のエースストライカーは4節のジュビロ磐田戦で右大腿部を傷めて、51分に途中交代を余儀なくされており、コンディションが確かに気になるところだが……。

 すると鳥栖のルイス・カレーラス監督はその問いにピシャリと返した。

「今日ここにいない(メンバーに入っていない)選手のことは話しません。許してください」

 そのようにカレーラス監督は一切を明かさなかった。

 一方、開幕から好調な横浜FMと引き分けたことについては、次のように評価した。

「大きな勝点1。力のある横浜FMにしっかり戦えたことを評価しています。チームとして常にコンパクトに戦い、しっかりプレスをかけ続けることで、非常に攻撃力のあるチームに対し、この日のような試合ができました。(勝利によって)努力が報われてほしいと思いましたが、それは次につなげてほしいです。しっかり守備を構築する。そこが大切になるので精度を上げていきたいです」

 横浜FMは2勝2分1敗で暫定5位、鳥栖は1勝1分3敗で暫定13位。開幕から3連敗を喫していた鳥栖にとっては貴重なアウェーでの勝点1になったようだ。

文:サカノワ編集グループ

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