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岡崎慎司の移籍先は?フェネルバフチェが一時噂に上ったが…

日本代表での岡崎慎司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

レスター退団が正式決定。過去にはベシクタシュも手を上げたが…。

 レスター・シティFCの元日本代表FW岡崎慎司が5月9日、今季限りでクラブを退団することが正式に発表された。岡崎は自身のSNSのツイッター( @okazakiofficial )にて、次のように英語であいさつをした。

「クラブからの発表があったように、私はレスターを去ります。このクラブの一員になれたことを心から光栄に思います。私を家族のように受け入れてくれた皆さんとのファンタスティックな数々の思い出を忘れることはありません。私は常にフォックスの一員です、有難うございました」

 プレミアリーグ通算113試合14得点7アシスト、2018-19シーズンは20試合1アシストを記録。2015-16シーズンには主力選手の一人として、プレミアリーグ優勝の伝説を作った。

 さて、気になる岡崎の移籍先だが、ここ最近は、具体的なチーム名は挙がっていない。本人は欧州でのプレー続行を希望していて、移籍金が掛からないことから、選択肢は広がりそうである。ただし33歳という年齢と今季1ゴールも決められずにいる成績が、どのように影響するか。

 今年2月に「噂」として浮上したのが、トルコのイスタンブールを本拠地にするフェネルバフチェSKだった。どのような経緯かは分からないものの、ベシクタシュJKのフィクレト・オルマン会長の記者会見で、「岡崎がフェネルバフチェに加入したらトルコでの日本人選手が増えますね?」という質問を受けた(オルマン会長は「日本人だから、という理由だけで獲得したいというわけではない」と答えたという)。すると翌日、トルコの複数のメディアで大々的に「岡崎がフェネルバフチェへ」と報じられた。

 しかし、この話はそこから進展がなく、以降、続報は伝えられていない。

 また、昨年10月には、トルコ紙『ファナティック』がそのベシクタシュJKも岡崎を獲得候補に挙げているとレポート。しかしその冬のマーケットで、ベシクタシュは香川をボルシア・ドルトムントからレンタルで獲得していた。

 もちろん、ベシクタシュが香川を獲得した際、オルマン会長は「以前にもオファーを出し、常に香川の調査を続けていた」と語っていただけに、トルコの各名門が日本人の有力選手の動向を追っているのは間違いないようだ。

 果たして、ガラタサライSKの長友佑都、ベシクタシュの香川、さらにフェネルバフチェへの岡崎と――イスタンブールを代表する3クラブにビッグ3が揃うことはあり得るのだろうか!? さらにはJリーグ復帰もあり得るのか? 注目の一人だ。

文:サカノワ編集グループ

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