熱狂!鳥栖7戦ぶりゴール。クエンカ、豊田、原川一挙3得点でG大阪に快勝
鳥栖のイサック・クエンカから2ゴール!(C)SAKANOWA
今季初の複数ゴール。金明輝体制、初白星を挙げる。
[J1 11節] 鳥栖 3-1 G大阪/2019年5月11日/駅前不動産スタジアム
イサック・クエンカが再び決め、さらに豊田陽平もPKで一撃。トドメはフェルナンド・トーレスから原川力で3点目。サガン鳥栖が7試合ぶりのゴールを決め、さらに今季初の複数ゴール――!
これまで1勝1分8敗、通算1得点16失点。しかも6試合勝ち星なしで5連敗中の最下位。低迷打破へ金明輝監督が正式に監督に就任した鳥栖はこのガンバ大阪戦、来場者全員への特別ユニフォームプレゼントや倖田來未さん来場などの効果で今季二番目となる1万4000人以上の観客が来場。
そのなかで迎えた16分、三丸拡のオーバーラップからコーナーキックを獲得。原川力のキックは、ファーサイドに流れ、そこに飛び込んだクエンカがヘッドで一撃! クエンカの自身とチーム通算2点目で、駅前不動産スタジアムに熱い歓喜をもたらした。
その後もホームチームは金崎夢生が決定的なシュートを放つなどチャンスを作り出す。
すると72分、クエンカのクロスからハンドのPKを獲得。これを豊田が決めて、自身の昨季の復帰以来初のゴールを記録した。鳥栖は今季初の複数ゴールに。
さらに90分、途中出場のフェルナンド・トーレスのクロスから原川が決めて、トドメの3点目を奪った。
一方、ガンバ大阪もアデミウソンとファン・ウィジョの”一発”を狙うものの鳥栖の堅守の壁を崩し切れず。アディショナルタイムに食野亮太郎が九死に一生を得る鮮やかなゴールを突き刺した。
文:サカノワ編集グループ