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元鳥栖トーレスがA・マドリードのフベニールA監督就任

フェルナンド・トーレス。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

自身が育てられた“原点”の指導者に。

 スペイン1部アトレチコ・マドリードは7月24日、2021-22シーズンのBチーム以下の全カテゴリーの監督など新体制を発表した。そしてサガン鳥栖で2019年夏までプレーして現役を引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、フベニールA(主に19歳以下、下部組織のトップカテゴリー)の監督に就任することが正式に決まった。

 すでにトーレスがユースカテゴリーの指導者に就任することは現地でも既報となっていた。そうしたなか、古巣であるアトレチコ・マドリードが用意したポストは、カテゴリーとしてはBチームの下にあたるフベニールAの指揮官という重要なポストだった。

 スペインメディア『アス』によると、トーレスは今年1月、アトレチコ・マドリードのユースアカデミーのプログラムに参加。そこでさらに指導者としてのトレーニング方法などを詳しく学んだという。

 そして、自身もユースカテゴリーから昇格し、スペイン代表まで登り詰めた“原点”であるアトレチコの指導者に就任。同メディアは「アトレチコ・マドリードのアイドルでありロールモデルとして、選手の育成をサポートしていくことになった」と伝えている。

 このあとどのような展開が待っているのか。鳥栖との連携もあるのか。フェルナンド・トーレス“監督”の指導者としてのスタンス、そして采配に注目していきたい。

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[文:サカノワ編集グループ]

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