×

【メキシコ戦スタメン予想】エース上田綺世、満を持して先発か。“二刀流”旗手怜央も!?東京五輪サッカー日本代表が第2戦へ

(C)SAKANOWA

左MFは元気な相馬勇紀? “仮想ホンジュラス”で存在感を示した三好康児?

[東京五輪 GL2節] 日本 – メキシコ/2021年7月25日20:00/埼玉スタジアム

 東京オリンピックの男子サッカー・グループリーグ(GL)2節、日本代表がメキシコ代表と対戦する。日本は南アフリカに1-0、メキシコはフランスに4-1といずれも初戦で勝利を収めて臨む一戦、勝ったほうが決勝トーナメント進出を決める可能性もある。

 日本のスタメンを予想したい。

 ケガから復帰してきた選手がいる一方、キリンチャレンジカップから戦ってきた“主力組”にはやや疲労も感じられる。時間限定での起用だったとはいえ、U-24ホンジュラス戦(12日/〇3-1)、U-24スペイン戦(17日/〇1-1)、そして南アフリカ戦(22日/〇1-0)と「中4日」「中4日」、そして「中2日」という日程で迎える。

 とはいえ、ここで勝てば第3戦のフランス戦で、ある程度のターンオーバーを組めそうである。そう考えると、できれば、ここからの2試合でチームとして最初の「山」を持ってきたいところだ。

 また、メキシコはワールドカップ(W杯)の常連国であり最高位はベスト8。最近は上位進出を果たせずにいるものの実力国であり、今大会、さっそくフランスを撃破している。日本の現在地を知るうえで、この真剣勝負はとても楽しみだ。

 ちなみにフル代表では、FIFAランキングはメキシコが11位、日本が28位。いずれも北中米・カリブ海とアジアの1位。それぞれの大陸別大会での実績により、順位が上がっている面もある。

 最前線にはこのチームの立ち上げから通算で最多17ゴールを決め、日本代表にも選ばれる上田綺世がついに先発復帰を果たすか。比較的休ませながら起用してきた林大地を継続して先発される可能性はある。ただ、背後を徹底的に突くためであれば、前田大然の起用も面白そうだ。

 左MFには元気な相馬勇紀が入るか。ただ“仮想メキシコ戦”と位置付けられたホンジュラス戦で存在感を発揮した三好康児が2試合連続で使われても不思議はない。

 コンディションに問題さえなければ、久保建英、堂安律らはスタメンに組まれるはずだ。

 最終ラインでは、負傷した冨安健洋の2試合連続での欠場が濃厚に。板倉滉が引き続き起用されそうである。一方、左サイドバックは、南アフリカ戦は慎重を期して守備力の高い中山雄太が起用された。ただ、やや精度不足の攻撃が続くサイドからの仕掛けのパターンを増やすのであれば、旗手怜央の抜擢もあるか。攻撃的MFとの“二刀流”として、いろいろな変化も加えられる。

注目記事:【浦和】サッカーは友達を作るために。トーマス・デンが難民キャンプを経ての壮絶な人生を語る。東京五輪アルゼンチンを撃破した豪州代表キャプテン

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads