【U-20W杯 採点】今晩メキシコ戦。初戦のパフォーマンスを改めてチェック
[マン・オブ・ザ・マッチ=MOM]若原智哉(日本)
PKストップで流れを変えたGK若原に最高点「5」。齊藤未月、山田康太も好評価。2試合連続での活躍に期待!
[ポーランドU-20W杯 GS1節] 日本 1-1 エクアドル/2019年5月23日/ビドゴシチ
[ポーランドU-20W杯 GS2節] 日本 – メキシコ/2019年5月26日22:30(日本時間)/グディニャ
U-20日本代表は初戦、南米王者のU-20エクアドル代表と対戦。前半終了間際にオウンゴールで先制点を許したものの、次第に日本が主導権を握る。迎えた68分、混戦からのこぼれ球を山田康太がボレーでねじ込み追いついてみせた。
日本は今晩、U-20メキシコ代表と第2戦を戦う。
U-20日本代表の初戦の採点は以下の通り。5段階評価で、5が最高、1が最低。
GK
1 若原智哉 5 [MAN OF THE MATCH]
後半開始早々にPKをビッグセーブ! そのワンプレーでチームに流れを呼び込んだ。オウンゴールを招いたパンチングのミス(やや低かった)を挽回し、その後のプレーも安定。最後尾でしっかり仕事をした。
DF
2 東 俊希 3
左SBとして守備で身体を張り、攻めては積極的に高い位置を取る。高質なクロスからチャンスを作り出した。
3 小林友希 3
ビルドアップに苦戦したが、1対1の局面では強さを発揮。粘りの守りでカンパーニャに立ち向かった。
4 瀬古歩夢 3
泥臭く戦い、守備陣を牽引。身体を張ったシュートブロックでピンチを救うなど、要所を締めた。
5 菅原由勢 4
エクアドル攻撃陣に仕事をさせず。カウンターを仕掛けられても、慌てずに対応し、大人なプレーも見せた。
MF
7 伊藤洋輝 2
相手に警戒され、本来の良さを出せず。ボールロストやパスミスも目立ち、中盤でゲームをコントロールできなかった。
10 齊藤未月 4
球際の強さは流石の一言。運動量も申し分なく、広範囲をカバーし、攻守で大黒柱という名に相応しいパフォーマンスだった。
6 郷家友太 3(66分▼)
積極的にプレスを仕掛け、守備で献身。一方で攻撃は良さを見せられず、持ち上がってもボールを失う場面が散見した。
16 山田康太 4(90+1分▼)
左サイドで輝いた。守備では誰よりも走ってスペースを埋め、攻撃でも技有りの同点弾でチームに貢献。
FW
11 田川亨介 2
裏への抜け出しを何度か図ったが、前でボールをキープできずに苦戦。失点の場面ではオウンゴールに絡むなど、悔しさだけが残る一戦に。
9 斉藤光毅 3(HT ▼)
得意のドリブルで積極的に仕掛け、チャンスに絡んだ。巡ってきたビックチャンスを決めていればヒーローだった。
▽▽交代出場
FW
13 宮代大聖 4(HT △)
前線でボールを収め、攻撃に深みを作る。同点ゴールの場面では勇猛に飛び込み、身体を張って、ゴールをお膳立てした。
FW
14 西川 潤 3(66分 △)
仕掛ける回数こそ少なかったが、右サイドから得意のカットインを見せてフィニッシュに持ち込む場面も。
FW
20 中村敬斗 −(90+1分 △)
限られた時間で、チームのために走り勝利に貢献した。
取材・文:松尾祐希(フリーライター)