横浜FM、川崎、甲府にチャンス。FIFAが「インターコンチネンタルカップ」創設、来年12月開催。方式は”シン・クラブW杯”
FIFAが発表した「インターコンチネンタルカップ」の概要。(C)FIFA
「ステージA」日本開催も。
FIFA(国際サッカー連盟)は12月18日、「FIFAインターコンチネンタルカップ」(FIFA Intercontinental Cup)を創設すると発表した。
2025年から全大陸代表の32クラブが4年ごとに集う「FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)」とは別に、毎シーズン開催するクラブ対象のカップ戦として、2024年からスタートする。
現方式のクラブW杯と基本的な構造は似ていて、各大陸6地区の代表クラブがトーナメントに参戦(クラブW杯2023は、ホスト国を加えた7チーム)する。
「ステージA」の1回戦では、アジア(AFC)またはアフリカ(CAF)とオセアニア代表、2回戦でその勝者とアジア(AFC)またはアフリカ(CAF)代表が対戦する。組み合わせは抽選で決まり、アジア(AFC)またはアフリカ(CAF)のホームゲームで開催される。
「プレーオフ(準決勝)」では、その勝者と南米(CONMEBOL)と北中米カリブ海(CCCF)の代表が戦う。
そして2024年12月14日のプレーオフでは、勝ち上がったチーム同士が対戦。その勝者が同18日、ヨーロッパ(UEFA)と決勝を行う。ファイナルは中立地開催が予定されている。
つまり現行のクラブW杯から――
・6チーム開催に
・各大陸ホームゲームのシングルマッチに
・欧州代表は決勝のみ出場、中立地開催
と、よりシンプルにして開催されるということだ。
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2024年大会には、アジアから2023-24のAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)王者が出場する。ACL決勝トーナメントに進出している、横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府に出場のチャンスがある。