横浜FM、浦和への影響は? チキ・ベギリスタインがマンCのFD退任正式決定、後任は日本代表MF守田英正を獲得したスポルティングのビアナ氏
マンチェスター・シティのグアルディオラ監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
12年間にわたり務める。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは10月12日、クラブ公式サイトで、強化責任者であるフットボールディレクター(FD)のアイトール “チキ” ・ベギリスタイン氏が今季2024-25シーズン限りで退任すると正式に発表した。後任はポルトガル1部スポルティングCPのウーゴ・ビアナ氏。
ビアナ氏はサッカー日本代表の守田英正らを獲得してトップの座をキープしてきた敏腕で、チームも現在ポルトガルリーグ首位に立つ。マンチェスター・Cは新シーズンに向けて、ビアナ氏がフルタイムでの勤務に入るまで、ベギリスタイン氏が協力して作業を行うと発表している。
チキはジョゼップ・グアルディオラ監督を支え、前人未踏のプレミアリーグ4連覇を達成。そうしたなかベギリスタイン氏と現役時代に浦和レッズでともにプレーしている西野努氏は、シティグループ入りして、横浜F・マリノスの強化を担当すると噂されてきた。横浜FMの強化責任者は中山昭宏社長が兼務するという事実上の”空位”の状況が長く続いており、西野氏の動向に加え、横浜FMとしてもつながっていたベギリスタイン氏退団に伴うシティグループとの連携がどのようになっていくのかも注目される。
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また、ベギリスタイン氏は浦和のOBでもある。12年務めたシティグループを離れることになれば、浦和も動ける。FCバルセロナ、シティで築いた人脈と知見はどのクラブにとっても魅力的であり、特に閉塞感からの突破口を探る浦和にとって間違いなくいま一番求めている人材と言える。