中村俊輔、長友佑都…久保建英が敏腕代理人とパイプ?「バルサ獲得断念か」とスペイン紙が報じた理由

大分戦で2ゴールを決めた久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

パリ・サンジェルマン、レアル・マドリードが獲得に乗り出す!?

 スペインのカタルーニャ地方のタブロイド紙『ムンド・デポルティーボ』がこのほど、「バルセロナ、久保建英の引き抜きは、ほぼなくなった」と題した記事を掲載し話題を呼んでいる。

 記事によると、FC東京の久保は6月4日に18歳の誕生日を迎えたあと、バルセロナBチームへの復帰が濃厚とされてきた。しかし久保の代理人(仲介人)と4度の交渉を重ねてきた結果、久保サイドはスペイン3部に所属するBチームに所属することに難色を示し、欧州のトップリーグでプレーしたい意向を示しているという。

 これまではジェラール・ピケやイバン・ラキティッチを担当してきたアルトゥール・カネレス氏がバルサ側との仲介を務めてきたが、「中村俊輔(元エスパニョール)や長友佑都(現ガラタサライ、元インテル)といったアジアのスターを送り出してきたロベルト佃氏がコンサルタントをしている」と具体名を挙げて報じている。

 その仲介人の交代が、バルサ復帰が不透明な一つのポイントになったというのだ。そして、そんな久保のことを、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリードなどが獲得を検討しているとも伝えている。

 FC東京の大金直樹社長は4月14日の段階では、「(同紙がスペインの代理人が話を進めていると伝えていたが)そもそも代理人が誰なのか私も知らない。(久保の)代理人はまだいないというのが、クラブとしての理解。(久保とFC東京の契約で、バルセロナとの契約を優先するなどの特記事項は)特にない。他のクラブを含め、特にはないです」と語っていた。 一方、「オファーには至らないが調査は他クラブからも届いています。ただ獲得の意思やオファーは来ていません」と、これまでになかったような海外クラブからの身分照会はあったことを認めていた。

 そしてその後、久保がこの約2か月の間に、急激に評価を高めたのも事実だ。直近の大分トリニータ戦でも2ゴールを決めたのみならず、高度なテクニックを見せつけ、チームを3-1の勝利に導いた。今回の日本代表でのキリンチャレンジカップやコパ・アメリカで活躍すれば、さらに市場価格は上がるだろう。

 18歳になった直後、今夏の移籍はあるのか? それとも今季は、目下首位を走るFC東京でプレーするのか? そもそも、そういった移籍話は噂にすぎないのか?

 とはいえ、後者の単なる「噂」の可能性は低いと見ていいだろう。これだけ海を越えて話題になっているのだから。

 実際、現在の突き抜けた活躍ぶりを見ていると、欧州からすぐにオファーが届いてもなんら不思議はない。むしろ、どれほどのレベルでプレーすることが望ましいのか? そのあたりが気になるところ。早急にどこからか、または様々なクラブからオファーが届いた場合、久保やFC東京がどのような判断をするのか。日本代表での活躍とともに、その動向から目が離せなくなる。

文:サカノワ編集グループ

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