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バルサがバルベルデ監督を解任。安部裕葵公式戦デビュー、昨年7月に楽天カップで来日

解任されたバルセロナのバルベルデ監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

前ベティスのキケ・セティエン新監督が就任。

 スペイン1部リーグ(ラ・リーガ)で首位つFCバルセロナは1月14日、エルネスト・バルベルデ監督との契約を解除すると発表した。事実上の解任になる。また後任として、前レアル・ベティス指揮官である61歳のキケ・セティエン氏の就任も決定した。

 バルセロナはスペインリーグ12勝4分3敗(49得点・23失点)の勝点40で首位に立つが、2位のレアル・マドリードとは勝点で並んでいた。最近はリーグ1勝3分と結果を残せずいたなか、サウジアラビアで1月9日に行われたスペイン・スーパーカップ準決勝アトレチコ・マドリード戦でライバルに2-3と敗れ、くすぶっていた解任論が噴出。そのまま監督交代につながった。

 クラブの公式サイトによると、バルベルデ監督は、バルセロナで163試合を率いて、108勝 (66.25パーセント)、35分 (21.47パーセント) 、20敗 (12.26パーセント)の成績を収めた。その間、リーガ2回、国王杯、スーパーカップ各1回で優勝している。

 新任のキケ・サティエン監督は2022年6月までの契約を締結。1958年9月27日生まれの61歳で、昨季は乾貴士のいたベティスを率いた。ビーチサッカー出身という異色のキャリアの持ち主だ。このあと記者会見が行われる。

 また、昨年の夏に鹿島アントラーズからバルセロナBに加入した安部裕葵は、バルベルデ監督のもと、バルサトップチームの練習に何度か参加。昨年11月13日には、国際Aマッチ期間に組まれたFCカルタヘナとのチャリティマッチで公式戦デビューを果たした(75分からの途中出場)。

 また、昨年7月には親善試合「Rakuten CUP」で来日。バルセロナはチェルシーFCに1-2で敗戦、ヴィッセル神戸に2-0の勝利を収めている。

 監督の後任としては、バルサOBのシャビ氏の名前が最有力候補として挙がっていた。バルセロナは現在シャビ氏が指揮するカタールリーグのアル・サッドと交渉をしているとも報じられたが、今回は見送られたようだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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