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【なでしこジャパン採点】全員オール「4」以上。遠藤、岩渕、菅澤に最高点「5」

[WOMAN OF THE MATCH]遠藤純(日本)

イングランド戦に最初のピークを持ってくる? 岩渕の起用法など注目点に。

[女子W杯 GS①] 日本 0-0 アルゼンチン/2019年6月10日(現地)/パルク・デ・プランス

 フランス女子ワールドカップ(W杯)グループステージ第3戦、なでしこジャパン(日本女子代表)対イングランド女子代表が6月19日(日本時間20日午前4時)から行れる。勝ったほうが1位突破。1位だと3位抜けチームと2位だとE組1位のオランダかカナダとの対戦になる。

 両チームともにすでに決勝トーナメント進出を決めており、選手の入れ替えがありそう。日本は、このイングランド戦に最初のピークを持ってくるのか(焦点の一つが、岩渕真奈の2試合連続起用なるか?)。そのあたりの駆け引きも注目される。

 その試合を前に、第2戦のスコットランド戦を選手採点とともに振り返りたい。

 全員「4」以上の高評価に。守備陣は最後の失点でヒヤッとした展開になったこともあり「4」に。攻撃陣では「結果」を残してチームに勢いをもたらした、遠藤、菅澤、岩渕の3人に最高点「5」をつけた。

▽▽選手採点 
通信簿のように、最高点が5、最低点が1。原則として、出場20分以上が採点対象。

▽先発出場
GK
18 山下杏也加 4
被シュート12本、そのうち枠内4本をストップ。さらに背後のスペースもしっかりケア。

DF
3 鮫島 彩 4
何度か効果的にギャップを突く。遠藤の積極的な攻撃をフォロー。

4 熊谷紗希 4
ラインを高く保って、早めかつ的確にピンチの芽を摘んだ。

5 市瀬菜々 4
強気の守備で日本に流れをもたらす。最後のミスは”授業料”として次に生かしたい。

22 清水梨紗 4
アルゼンチン戦よりもアグレッシブさが増し、何度かチャンスを作り出した。クロスからPKにつなげた。

MF
17 三浦成美 4
最終ラインの前でセカンドボールを回収。中盤のフィルター役となって、ボールの奪いどころを示した。

6 杉田妃和 4
高い位置から攻撃陣をサポート。ピンチになる前の段階でスペースを埋めた。

7 中島依美 4 
アルゼンチン戦の反省を生かし、2トップと絡んで崩すシーンが増加。多彩な攻撃につなげた。

19 遠藤 純  566分)[WOMAN OF THE MATCH]
明らかに相手を困惑させ、岩渕のゴールをアシスト。守備の貢献度も高かった。

FW
9 菅澤優衣香 5
体を張って味方の生かせるスペースを作り出した。試合を決定づけるPKを決めた。

8 岩渕真奈 5  (▽81分)
相手の嫌がるスぺースを突き、求められた「結果」をしっかり残した。ここから乗っていけるか。

▽交代出場
MF
11 小林里歌子 ー(▲66分)
遠藤と交代で出場し、プレッシングで貢献。勝利に導く。

MF
14 長谷川唯 ― (▲81分)
求められたボールキープの仕事をまっとう。試合をしっかり締めた。

文:サカノワ編集グループ

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