鎌田大地の新天地は?フランクフルト指揮官が非情通告

日本代表でプレーする鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

長谷部誠とともにチームで始動を迎えたが――。

 アイントラハト・フランクフルトが7月1日に始動して体力テストなどを経て、3日に最初の公開練習が行われた。4日に最初の練習試合を実施し、7日からスイスでの合宿に突入する。

 長谷部誠に加え、昨季シント=トロイデンVVに期限付き移籍した鎌田大地のレンタル終了も決定した。フランクフルトの公式SNSで配信する練習の様子には、全体メニューに鎌田が参加していることも確認された。

 フランクフルト復帰が正式決定か……と思いきや、地元メディア『フランクフルター・ルンドシャウ』はチームの新体制に関する詳しいレポートを掲載。そのなかで、鎌田らに関する、ルディ・ヒュッター監督のコメントも掲載されていた。

 同メディアによると、昨季ボルシア・ドルトムントから期限付き移籍でプレーしたセバスティアン・ローデらとは交渉を続けているという。一方、同じ昨季レンタル組で契約上復帰した(クラブと複数年契約を結んでいる)「鎌田大地、ニコライ・ミュラー(昨季ハノーファー96)あるいはフェリックス・ヴィートヴァルト(昨季デュイスブルク)の帰還者には、未来が開かれていない。 『彼らと仲介人(代理人)にはそのむねを伝えている』ヒュッター監督はそのように言い、『彼らは時刻表を知っているだろう』」とレポートしている。「未来はない」とまで断言し、いつ出ていくかを調べているはずだ、とのことだ。

 昨季鎌田はベルギー1部で24試合12ゴールを決める活躍を見せ、今年3月には日本代表デビューも果たし、市場価格も急騰した。しかもフランクフルトは今季もヨーロッパリーグ(EL)参戦によりタイトな日程を強いられることが予想される。それでも指揮官は鎌田を必要としていないことを明言している。まだシーズン前の段階で、日本ではなかなか考えられない発想だ。

 ただ、最も競争の激しいポジションでもあり、チームに残って少ないチャンスを狙うより、他チームであれば十分生きる、という意味合いもあるか。あるいは、単純に、新天地との交渉がかなり進んでいるということだろうか。

 鎌田には2部に降格したVfbシュツットガルトが関心を示していると言われる。果たして、新シーズンはドイツでチャレンジすることになるのか? あるいは別の展開も待っているのか?

[文:サカノワ編集グループ]

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