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「まるでワルツを踊るよう」神戸ダビド・ビジャのダブルタッチ弾が6月の「月間ベストゴール」に

神戸のダビド・ビジャ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

J2は町田のロメロ・フランク、J3は讃岐の我那覇和樹。

 Jリーグは7月11日、2019年6月の「月間ベストゴール」 を発表した。J1リーグは、ヴィッセル神戸のダビド・ビジャが6月30日の17節・名古屋グランパス戦の27分に決めたダブルタッチによる技ありゴールが選ばれた。

 また、J2はFC町田ゼルビアのロメロ・フランクが6月29日の20節・ジェフユナイテッド千葉戦での87分、J3はカマタマーレ讃岐の我那覇和樹が6月15日の12 節・YS 横浜戦での34分に、それぞれ決めたゴールが選ばれた。受賞選手には記念品として、J1はオリジナルカフスボタン、J2、J3にはオリジナルピンブローチが贈られる。

 ダビド・ビジャのゴールは2019シーズンの「年間最優秀ゴール賞」 のノミネートゴールにもなる。「年間最優秀ゴール賞」は12 月に開催予定のJリーグアウォーズで表彰される。 なお、6 月の本賞はJ1は第15 節(6 月 14 日・15 日)、J2は 17 節(6 月 8 日・9 日)、J3は11 節(6 月 8 日・9 日)以降が対象。

 ダビド・ビジャは初受賞。ホームのノエスタで、背後のスペースを突くと、ダブルタッチでGKをかわしてゴールを陥れた。Jリーグは「ストライカーの能力のすべてが詰まったワールドクラスのゴール」と評している。

 また、選考委員の原博実Jリーグ副理事長は、「スペースに飛び出すタイミング、抜け出したあとの1対1の仕掛け、まるでワルツを踊っているよう。最後に右足のアウトサイドの切り返しからのゴールはまさにワールドクラスのゴールだった」と高く評価している。

 同じく選考委員の柱谷幸一氏は「相手ディフェンスラインと駆け引きをしてパスを受ける時の動きと、ドリブルに入ってからはDFの重心がど ちらの足にかかっているか瞬時に判断して、抜け出したあとは飛び出してくるGKの肩越しに浮かせたシュートを冷静に決めた。全ての動きに無駄がなく素晴らしいゴールだった」とコメントしている。

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[サカノワ編集グループ]

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