レアル久保の移籍を巡るツイート。相手クラブも「驚いている」

久保建英。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

バリャドリード行きが”決定か”の発信を受けて。『アス』紙が伝える。

 レアル・マドリードのMF久保建英がBチームのカスティージャでの実戦デビューを果たした8月7日、スペインの『エル・チリンギートTV』のJosep Pedrerol代表が「久保はレアル・バリャドリードに移籍する」とSNSのツイートで発信したことで、スペインや日本のみならず世界中で話題になっている。しかし、『アス』紙によると、バリャドリードのスタッフはこの移籍情報についてはまったく知らず、「驚いている」という。

 同代表は次のようにツイートした。

「ニュースです。

 レアル・マドリードの久保が新シーズン、レアル・バリャドリードに期限付き移籍でプレーします。

 ロナウドの主張が通りました」

 このメッセージを受けて、スペインの有力紙『マルカ』、『ムンド・デポルティーボ』なども、「『エル・チリンギートTV』の情報によると」と前置きしたうえで、久保のバリャドリード移籍について”その情報によると、決まったと伝えている”という形で報じている。

 ただし『アス』も「レポートによると、久保がバリャドリードすることを示唆している」と題した記事を掲載。しかし、その移籍の可能性について、誰も否定していないとしながらも、次のように記している。

「カスティーリャ・イ・レオン州を本拠にするクラブ(バリャドリード)はこの件についてまだ正式なコメントを発表していませんが、その後、『アス』がコンタクトを取ったところ、彼らはPedrerol氏のコメントに驚いているということでした」

 まさに寝耳に水、というところか。

 一方、「バリャドリードは、デ・フルトスとハビ・サンチェスを、今季レアル・マドリードのカスティージャからレンタルで獲得しています。両クラブの関係は友好的です」と、すでに二人の期限付き移籍が決定している点にも触れ、”三人目”の実現にも含みを持たせている。

 それでも同紙は、次のように見解を示す。

「(バリャドリードのオーナーを務める)ロナウドのクラブへのローンは、母国日本のメディアにはインパクトを与えるニュースになるでしょう。しかし現時点では、ありえそうもない結論であり、日本のティーンエイジャーはすでに計画されているように、2019-2020シーズン、カスティージャでプレーするのではないでしょうか」

 カスティージャが所属する実質3部リーグのレベルは、お世辞にも高いとは言えない。しかし、試合数が他クラブと比べて格段に多いレアル・マドリーにあって、久保もカスティージャにいれば、外国籍選手のEU枠外ルールが適用されないスペイン国王杯などで、トップチームに抜擢されるチャンスは必然的に訪れる。

 ジネディーヌ・ジダン監督も昨季のヴィニシウスの飛躍を例に挙げて、久保の才能を評価したうえで「ゆっくり育てる」と語っている。

 果たして、久保はどのような選択をするのか――。

関連記事:レアルのジダン監督は久保建英に『ヴィニシウスプラン』を発動か

[文:サカノワ編集グループ]

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