久保建英『加入効果』を元レアルのヘタフェGKが語る「素晴らしいレスポンス」
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アレニャとともに上々の新天地デビュー! 次節は岡崎慎司のウエスカ戦。
スペイン1部ヘタフェCFのGKルベン・ジャニェスが1月16日、スペインメディア『マルカ』など現地メディアの取材に応じて、自身のパフォーマンスやチーム状況について語った。そこでビジャレアルCFから加入直後、新天地デビュー戦で2ゴールに絡む活躍を見せた日本代表の久保建英(保有元はレアル・マドリード)についても言及した。
直近のエルチェCF戦では、相手に退場者が出たなかで3-1の逆転勝利を収めた。FCバルセロナからレンタルで加入したカルレス・アレニャが先発出場でデビューを果たして存在感を発揮。さらに64分にヘタフェで初出場した久保は5分後、ファーストシュートからハメイ・マタのゴールを演出した。
そして86分、久保のクロスからPKを獲得。これをアンヘルが決めて3-1として、ヘタフェは残留を争っていた相手から快勝を収めた。
レアル・マドリードの下部組織出身で、トップチームでデビューを果たしたあとヘタフェに移籍したジャニェスは、この勝利について次のように喜ぶ。
「大雪により3日間練習ができませんでした。私たちは不利な状況でこの試合に臨みました。最初に対応するのに時間が掛かりましたが、うまく対応できました」
そしてアレジャと久保の加入効果についても頷く。
「彼らが加入したタイミングを考えると、とてもいい対応を見せてくれました。カルレスは試合を通じて素晴らしいプレーをしてくれました。久保は限られた時間で、いいレスポンスを披露してくれました。彼らはチームのために、非常にたくさんの貢献をしてくれました」
さすがにまだ全体練習に参加していなかった久保への“評価”は難しいはずが、さっそくゴールにつながる活躍をしたことを何より喜んでいた。
ヘタフェはスペイン1部リーグ、5勝5分7敗(15得点・18失点)で13位。久保は1月20日(日本時間21日3:00)に行われる岡崎慎司の所属するSDウエスカ戦で、初先発なるか――。期待も膨らむ。
注目記事:久保建英退団でエメリ監督、右MF補強を示唆「扉が開かれた」
[文:サカノワ編集グループ]