【横浜FC×水戸】中村俊輔がFKから決定機!J2上位決戦はスコアレスドロー
競り合う水戸の小川航基と横浜FCの伊野波雅彦(右)。写真:上岸卓史・(C)Takashi UEGISHI
横浜FCの連勝は「7」で止まる。カズはメンバー外。
[J2 27節] 横浜FC 0-0 水戸/2019年8月10日/ニッパツ三ツ沢球技場
横浜FCと水戸ホーリーホックのJ2上位対決は、両チームともにチャンスを作ったものの堅守を打ち破ることができず、スコアレスドローに終わった。ホームチームはチーム記録の7連勝でストップ、前節レノファ山口に敗れた水戸は連敗は阻止した。
試合は立ち上がりから、CFイバ&トップ下斉藤光毅の前線とボランチ松井大輔を中心にした横浜FCがボールを握り、敵陣で試合を進める。一方、水戸は小川航基が最前線で厳しいチェックを受けながらも起点となり、チャンスを見出そうとする。小川と伊野波雅彦が激しいマッチアップを展開する場面も見られた。
しかし両チームともにゴール前で守備陣が踏ん張り、得点を与えない。後半に入ると、水戸の鋭いカウンターが徐々に牙を剥き出す。
そして89分に横浜FCの中村俊輔が登場。90+2分には敵陣での直接FKから、田代真一のヘッドにドンピシャで合わせるキックを放った。しかし田代のシュートはGK松井謙弥の正面をついて、ゴールならず――。
試合は両チームともに力を出し切り、0-0に終わった。三浦知良はメンバー外だった。横浜FCは13勝6分8敗(42得点・29失点 +13)、水戸は11勝12分4敗(31得点・19失点 +12)で、それぞれ勝点45で並んでいる。
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[文:サカノワ編集グループ]