【神戸】ポドルスキが近々合流か「間もなく会おう、JAPAN」
神戸のルーカス・ポドルスキ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「真珠腫性中耳炎」の手術から2か月。
ヴィッセル神戸のFWルーカス・ポドルスキが間もなく再来日しそうだ。8月9日にはドイツの総領事館を訪れたことを自身のSNSのツイッター( アカウントは @Podolski10 インスタグラムが @poldi_official )で報告し、「間もなく会おう、JAPAN」とメッセージを発信した。
ポドルスキは日本での滞在中に体調不良を訴え、当初風邪などと思われた。しかしドイツでの診断の結果、「真珠腫性中耳炎」と判明して、6月12日に手術を受けた。手術は順調に終了したが経過観察が非常に大切で、飛行機での移動は症状の悪化を伴う可能性があるため、これまでドイツで治療をしてきた。また、担当医と症状の回復具合を相談しながら再来日のスケジュールを立てることになり、神戸に戻る日は未定となっていた。
そしてポルディが8月11日にSNSを更新し、ドイツの総領事館を訪問したことを報告。
「ドイツの総領事館での友好的な歓迎に感謝します。間もなく会おう、日本(JAPAN)!」と、力強いメッセージを英語で発信していた。
大型補強を繰り返す神戸だが、”最初の世界的ビッグネーム”であるポドルスキが不在であるとやはり物足りなさも感じる。一時はメキシコのクラブへの移籍の噂もあったが、どうやらJリーグでプレーすることになりそうだ(契約は2020年1月まで)。
ポドルスキは今シーズンこれまで、J1リーグ8試合2得点2アシストを記録している。また神戸は22節を終えて、2試合連続ドローで5試合勝ち星がなく、6勝5分11敗の勝点23で15位に低迷している。
「真珠腫性中耳炎」は原因不明で、鼓膜の一部が固くなり(角化)骨の一部をも破壊して真珠のように表出。内耳のため神経などにも大きな影響を与えることがある。手術によって除去したあとも再発することが多く、経過観察が非常に大切とされる。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Will Lukas PODOLSKI be back to Vissel KOBE soon?