横浜のプリンス山田康太が名古屋へ期限付き移籍
名古屋への期限付き移籍が決定した横浜FMの山田康太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
前日にはマテウスの横浜FM加入が決定。
横浜F・マリノスのMF山田康太が8月13日、名古屋グランパスに期限付き移籍することが決まった。同日両クラブが正式に発表した。山田は2019 シーズン、横浜FMとのすべての公式戦で出場できない。移籍期間は2020年1月31日まで。
山田康太(やまだ・こうた)は神奈川県出身、1999年7月10日、20 歳。175センチ、68キロ。これまでのキャリアは、大越SSS―横浜F・マリノスプライマリ(藤沢市立大越小)― 横浜FMジュニア ユース(藤沢市立善行中)―横浜 F・マリノスユース(神奈川県立上矢部高)―横浜FM。今夏のU-20ワールドカップにU-20日本代表として出場し、1ゴールを決めている。東京五輪を目指す世代にもあたる。今季はリーグ1試合0得点、ルヴァンカップ5試合0得点、天皇杯1試合0得点。
山田は横浜FMの広報部を通じて次のようにコメントしている。
「このたび名古屋グランパスに移籍することになりました。小さい頃から F・マリノスで育ち、クラブへの思い入れもとても強いため、 期限付きではありますが他のクラブのユニフォームに袖を通すことは戸惑いもありました。移籍の話をもらい、今の自分にとって必要なチャレンジになると思い、さらに成長するためにこの移籍を決めました。成長してまた横浜に戻って来たいと思います。応援をよろしくお願いします」
また、名古屋のファンには次のように呼び掛けている。
「名古屋グランパスに移籍することになりました山田康太です。名古屋のファミリーの皆さまの前で一日でも早くプレーし、チームの勝利に貢献していきたいと思っています。応援よろしくお願いします」
前日には横浜FMが名古屋からマテウスの加入を発表され、入れ替わるように山田が名古屋に籍を置くことが決まった。逆転優勝を狙う横浜FMだが、今夏の移籍市場、選手の入れ替わりが活発だ。
横浜のプリンスとして愛された男が、一度トリコロール以外のユニフォームを着ることで得るものも多いはず。約4か月、山田が決意を固めて、名古屋で戦う。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Yokohama F・MARINOS Kota YAMADA transfers to NAGOYA Grampus.