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初先発上田綺世2ゴール「触るだけ。でもそこが持ち味」。鹿島が首位FC東京を勝点4差で追走

上田綺世。(C)SAKANOWA

清水戦、PKも獲得し3ゴールに絡む活躍。再開後はホームで頂上決戦!

[J1 25節] 清水 0-4 鹿島/2019年9月1日/IAIスタジアム日本平

 鹿島アントラーズのFW上田綺世が清水エスパルス戦、リーグ戦初スタメンで2ゴールを奪い、チームを4-0の勝利に導いた。上田はJ1リーグ5試合3ゴール。

 立ち上がりから主導権を握り合う攻防のなか、15分、オフサイドラインぎりぎりで飛び出した遠藤康がループシュートをねじ込みアウェーチームが先制に成功する。さらに34分に背後へ抜け出した上田がGK大久保択生に倒されてPKを獲得。セルジーニョがこれを決めて、リードを2点に広げる。

 そして73分、右サイドの永木亮太のクロスがファーサイドへ流れたところ、上田がダイビングヘッドで合わせてチーム3点目! さらに90+3分、今度は左サイドの遠藤のクロスに、再び上田がファーサイドへ流れながらヘッドで叩き込み4-0に。鹿島の良さが際立つ1勝となった。

 2得点にPK獲得と3ゴールに絡んだ上田は試合後のフラッシュインタビューで、次のように語った。

「あくまでもチームの勝ちのためにプレーしているので、勝てたことが一番嬉しいです。2点ともほぼ入っていたようなもので、僕があとは触るだけでした。逆に僕の持ち味はそこなので、こうしたゴールを大事にして、どんどん増やして、僕の信頼も高めつつ、あのようなシチュエーションを作っていけるように、仲間とコミュニケーションを深めてやっていきたいです。(再開後のFC東京との頂上決戦に向けて)U-22代表の遠征でも信頼を深めて、FC東京との戦いに臨みたいです」

 鹿島は首位FC東京と勝点4差の48で2位。26節は9月14日、鹿島のホームゲームでFC東京と対戦する。

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[文:サカノワ編集グループ]

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