FC東京の来季新戦力、17歳バングーナガンデが颯爽デビュー「これを基準に頑張る」

FC東京のバングーナガンデ佳史扶(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

ルヴァンカップのG大阪戦、左SBで2試合連続フル出場。惜しいシュートも放つ。

[ルヴァン杯 準々決勝-2nd] FC東京 2-1 G大阪/2019年9月8日16:30/NACK5スタジアム
※2試合トータル2-2 アウェーゴールルールでG大阪が4強進出

 FC東京U-18所属のDFバングーナガンデ佳史扶がトップチームの一員として、ルヴァンカップ準々決勝のG大阪との第2戦(セカンドレグ)、アウェーでの第1戦に続き先発フル出場を果たした。今回は90分間での勝利に貢献したものの、アウェーゴールルールにより、ベスト4進出ならず。2種登録選手として臨んだ17歳は、肩を落として敗退を悔やむ一方、トップチームでプレーできた喜びを噛み締めていた。

 試合後、背番号42をつけた戦ったバングーナガンデは次のように振り返った。

「試合前の練習では前回よりも周りの選手とコミュニケーションを取れて、攻撃の連係のところは第1戦よりも良かったと思います。(前半にシュート1本打ったが?)ユースの練習試合でもあの角度から決めたことがあったので、『行けるかな?』と思ったんですけれど、まだまだ実力不足でした。外から巻きたかったけれど、内側に行ってしまいました」

 ガーナ人の父と日本人の母を持ち、FC東京のスクールを経て、FC東京U-15、U-18と下部組織でプレー。2年後のU-20ワールドカップを目指すU-18日本代表にも選ばれ、来季のトップ昇格も決めている左利きのDFだ。抜群の運動量とスピードを生かし、さらに高精度のクロスでチャンスを生み出す。9月24日には、18歳の誕生日を迎える。

「同世代の選手たちもできなかったすごく貴重な経験をさせてもらい、トップのプロのスピードを肌で感じることができたので、これを基準に、早くFC東京の戦力となって、またあの選手たちとプレーできるように頑張っていきたいです」

 そのようにバングーナガンデは、これからプロで戦っていくための「基準」を掴めたことを収穫に捉えていた。

「前回は緊張しちゃって60分ぐらいで足がつっていたんですけれど、今回はリラックスして臨めて最後まで走り切れました。まだまだ連係やサッカー理解のところで足りないので、修正していきたいです。ユース代表として、FC東京ユースのレベルが高いことを証明できるようにガツガツやっていきます」

 ここからがスタート――。バングーナガンデが左サイドから、FC東京に新たな風をもたらす。

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[取材・文:塚越始]

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