清水が4試合ぶり勝利、名古屋3連敗「一番気を付けていたのがミドルだったが」と風間監督は肩を落とす
清水エスパルスサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
西澤健太がスーパーミドルなど2発!
[J1 26節] 清水 3-2 名古屋/2019年9月14日/IAIスタジアム日本平
清水エスパルスが名古屋グランパスとの点の取り合いを3-2で制し、4試合ぶりの勝利を収めた。一方、名古屋は3連敗で4試合勝ち星なし。
ホームチームは、西澤健太がスーパーミドルなど2発、さらにエウシーニョのシュートが当たっての河井陽介の今季初ゴールで、計3ゴールを奪取。名古屋の宮原和也と長谷川アーリアジャスールに決められたものの1点差で逃げ切った。
清水の篠田善之監督は試合後のフラッシュインタビューで、次のように語った。
「再び先に失点をしてしまう展開になってしまったが、選手たちがよく耐えて、よく見極めたプレーをしてくれたと思います。追いついて、突き放して、非常に評価できるし、サポーターの後押しを受けてギリギリのところでプレーできて、一番ほしかった3ポイントを手にすることができました」
何よりも勝点3を奪えたこと――。指揮官はそれをホームで達成できたことを評価していた。
「すべてを褒めることはできないですけれど、何とか守り切れて、サポーターの前で、こうした勝ち方ができたことは良かったと思います」
一方、名古屋の風間八宏監督は「一番気を付けていたミドル。これを防げなかったことが残念ですけれど、チャンスは十分作れていました。最後まで点を取りに行った姿勢は、次につながると思います」と前を向いた。
ロッカールームでは、「残念な試合ではあります。ただし、これから時間が空くなか、自分たちが仕留めること、そこにもっともっと特化して、みんなでやっていこうということを言いました」と、選手たちに伝えたという。
清水は暫定9位にジャンプアップし、名古屋は同10位に下げた。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Shimizu S-pulse 3 – 2 Nagoya Grampus