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【川崎】リーグ初出場のGK新井章太が強調してチームメイトに伝えたこと

磐田戦でリーグ今季初先発出場、無失点に抑えた川崎のGK新井章太。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「絶対に無失点で抑えよう」――その自信はあった。

[J1 26節] 川崎 2-0 磐田/2019年9月14日/等々力陸上競技場

 川崎フロンターレのGK新井章太が、今季リーグ戦初出場を果たし、さっそくビッグセーブを連発するとともに、チームを無失点勝利に導いた。

 守護神チョン・ソンリョンがいるなか、今回、ルヴァンカップ2試合での好パフォーマンスが評価されて、リーグ戦の先発の座を掴んだ。

 ただ、新井の準備はできていた。

「(リーグ戦初先発だったが?)そういったことを言っていたらキリがない。チャンスは必ず来ると思っていました。たまたまチームが苦しい時に出番が来たので、自信を持ってやろうと思いました。自信はありました」

 小川大貴、ムサエフ……身を挺して、強烈なシュートを防いだ。まさに新井章太ここにあり、と言えるようなパフォーマンスだった。

「練習でシュートを決められるほうがキツイですから。だからこそ、試合では、絶対にゼロに抑えること。今回、みんなに後ろから伝えました。相手にボールを持たれる時間も多かったけれど、そういった時に一声を掛けることで変わります。そういったことを重要視して、時間帯とか大事で、どのようなタイミングで話すか、そこは考えて伝えていました。ここで流れが変わってしまったりする。(最終ラインは)ルヴァンカップのメンバーでもあったので、アップ後、ハーフタイム、試合後とどんどん話をすることで『連携』も高まったと思います」

 川崎は7試合ぶりの勝利、11勝11分4敗(40得点・24失点)の勝点44で4位に浮上。ここから勢いに乗れるか――。そのチームを新井がしっかりと支える。

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[取材・文:塚越始]

Topics:Kawasaki Frontale 2-0 Jubilo Iwata

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