小林祐希ベンチ入り。鈴木優磨が強烈ヘッド、シュミットがフル出場もSTVVドロー
シント=トロイデンの鈴木優磨。(C)STVV
下位脱出を狙った両チームだが、試合は1-1で痛み分けに終わる。
[ベルギーリーグ 7節] シント=トロイデン 1-1 ベフェレン /2019年9月14日/スターイエン
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)の7節、シント=トロイデンVVがホームででワースラント=ベフェレンと1-1で引き分けた。日本人選手のうち、シント=トロイデンの鈴木優磨選手は59分から途中出場し、GKシュミット・ダニエルはフル出場を果たした。一方、ベフェレンに加入した小林祐希はベンチ入りしたものの出場しなかった。下位脱出を狙う両チームにとって、痛み分けの勝点1となった。
GKシュミットは好セーブを見せるなど安定したパフォーマンスを披露。鈴木は試合終了間際に惜しいヘディングを放ってみせたが決め切れなかった。ただ23歳の日本人ストライカーは徐々にチームに馴染んできていることをプレーでも示した。
試合はベフェレンが62分にFKの流れから先制。しかし、シント=トロイデンはアディショナルタイムの90+5分、ジョルジュ・ティシェイラの同点弾で1-1の引き分けに持ち込んだ。
シュミットは試合後、クラブ広報を通じて、次のようにコメントしている。
「最後の局面でのプレーのクオリティが、もう少し高ければ勝てていた試合だったと思います。前半は、ボランチが後ろに来すぎていてパスコースが少なくなっていました。後半はそこを少し修正できてパスコースが増えて、プレー精度も少し上がったので良くなりました。勝点1を拾ったと捉えて、今後につなげていきたいと思います」
シント=トロイデンは2勝2分3敗(5得点・11失点)で12位、ベフェレンは0勝2分5敗(4得点・18失点)で最下位の16位。
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