町田は「粘り強く」、横浜FCも「前向き」な勝点1。中村俊輔はベンチ入りしたが出場せず

横浜FCの中村俊輔。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

見応えのある決戦はスコアレスドロー。

[J2 33節] 町田 0-0 横浜FC /2019年9月22日/町田市立陸上競技場

 上位進出へのキッカケを掴みたいFC町田ゼルビアと自動昇格圏の2位キープを狙う横浜FCの注目対決は、アウェーチームが優勢に試合を進めるなかゴールを決め切れず、スコアレスで引き分けた。

 横浜FCはボランチの松井大輔を中心にボールを散らし、イバ、レアンドロ・ドミンゲスの両助っ人を生かしてゴールに迫った。しかし交代出場の皆川佑介、戸島章がさらなる迫力をもたらせず、町田の粘り強い守備を攻略し切れなかった。

 一方、町田もロメロ・フランク、平戸太貴らを生かして攻撃にメリハリを加えた。しかし1点が遠く、ホームに歓喜をもたらすことができなかった。

 町田の相馬直樹監督は試合後のフラッシュインタビューで、次のように語った。

「お互いに持っている長所を消し合うようなゲームのなか、やられていてもおかしくないシーンもあり、よく勝点1を取ったと言えます。ただ、欲を言えばホームで勝点3を取りたかった。(守備面では)ボールへの執着心を出せたこと、それが一番だったと思います。(横浜FC相手に)攻撃に移ったあと、もっと前へ行きたかったが、相手の勢いもあり、そのピンチをよく抑えてくれたと言えます。粘り強く戦ってくれたと思います。今日のようなゲームをしながら、さらに相手ゴールに近づくところを目指していきたいと思います」

 一方、2位争いで抜け出したい横浜FCだが、勝点1を積み上げ通算57ポイントに伸ばしたものの、今節勝利を収めた水戸に並ばれてしまった(同勝点のモンテディオ山形は23日にアウェーでFC琉球と対戦する)。下平隆宏監督は、次のように語った。

「決め切れるチャンスをしっかり決めて勝点3を積み上げたかった。相手の高いラインの裏を突いていこうという狙いでした。(イバから皆川への交代は?)町田さんのワンサイドからの攻めに対し、苦しくクリアする場面も増えたため、フレッシュな皆川のところでボールを収めて起点を作り、攻撃を展開しようという狙いでした。さらに戸島を入れて2トップにしました。負けていないことは良いことですが、勝点3を取りたかった。先ほど選手たちに伝えましたが、負けていないことは後退ではなく前進しているので、改めて前を向いて続けていきたいです」

 シュート数は町田の2本に対し、横浜FCは8本。確かに町田が「粘り強く」(相馬監督)耐え、横浜FCとしては「勝点3がほしかったが、前進と捉えたい」(下平監督)という、勝点1を分け合うゲームとなった。

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[文:サカノワ編集グループ]

Topics:FC Machida Zelvia 0-0 Yokohama FC  

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