【FC東京】松橋新体制下、スペイン帰りの橋本拳人が語る「そこが自分の一番の役割」とは?
FC東京の橋本拳人。写真提供:Jリーグ
「より多くボールを奪っていきたい」、2/15アウェー横浜FC戦で開幕、2/22は味スタで町田と対戦!
[J1 1節] 横浜FC – FC東京/2025年2月15日14:00/ニッパツ三ツ沢球技場
J1リーグのFC東京へ復帰を果たしたMF橋本拳人(Kento HASHIMOTO)が2月10日、都内で開催された「2025 Jリーグ キックオフイベント」に出席し、これまでのチームと自身の手応え、そして新シーズンへの意気込みを口にした。
「攻撃の起点となるボール奪取を見せていきたいですし、チームとして攻撃的なサッカーを目指しているので、より多くボールを取れるようにしたいです。(キャンプは)監督が求めることを意識してできたキャンプでした。手探りなところはあるものの、少しずつ形になっていくと思います。ボールを扱うメニューが多く、僕らが主導権を握る攻撃的なサッカーをすると常々言われています」
昨季までアルビレックス新潟を率いた松橋力蔵監督が就任。ポゼッションを主体としながら、対戦相手に応じた対応や戦いをしていく。そんな理想のイメージが共有される。
「新潟みたいなサッカーとは言われていませんが、『より攻撃的に』とは言われています。球際でマイボールにするところは自分の持ち味。ボールを失ったあと、どれだけ早く奪い返すか、いかに二次攻撃につなげるか、そこが自分の一番の役割です」
チャンスの数であり、ゴールの数をより増やす。それはクラブが掲げる今季のテーマでもある。松橋新体制下、スペイン帰りの橋本がキーマンになるのは間違いない。加えてアカデミー出身とあって期待も大きい。
「(2021年まで在籍していたが)一緒にプレーしていた選手が3、4人しかいないので、ガラッと雰囲気が変わり、若い選手がたくさんいます。新しいチームに来た感覚です。アカデミー出身では最年長になりました。アカデミー出身の選手が活躍すれば、ファン・サポーターも喜んでくれると思います」
SDウエスカ、SDエイバルとスペインで過ごした3年間、サッカー生活で苦しんだのが「評価基準」だったという。
「かなり日本と違いました。自分ではいいプレーができているなと感じていても、そこで評価されなかった。そうした苦しさはありました。監督のやりたいことをいかに表現できるか。言葉が違うなか、理解しているつもりでしたが、プレーで出せなかったことが苦しかったです」
そのスペインでの経験を東京に還元する。橋本はさらに進化を遂げて帰ってきた。
「プレー面というより、精神的な面でタフさを求められました。(ロシア時代を含め)海外で4、5年プレーしていれば、少しはメンタル面が強くなったと思います。苦しい時に力を発揮できるような選手になりたいです。サッカーだけではなく、いろいろな面でタフになれたと思います」
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FC東京は2月15日の横浜FC戦を経て、22日には味の素スタジアムでFC町田ゼルビアとのダービーに臨む。