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【千葉】佐藤勇人が今季での現役引退を発表「育ててもらった千葉が台風で大きな影響を受けている時に…」

今季限りでの現役引退を発表した千葉の佐藤勇人。(C)SAKANOWA

プロ生活20年のキャリアにピリオドを打つ。

 ジェフユナイテッド市原・千葉は10月13日、佐藤勇人が今シーズン限りで現役を引退すると発表した。現在37歳、「ジェフ市原」時代から知る男が、プロ20年のキャリアにピリオドを打つことになった。

 佐藤は1982年3月12日生まれ、37歳。170センチ、68キロ。埼玉県出身。これまでのキャリアは、大増サンライズFC(埼玉県春日部市)、ジェフ市原ジュニアユース 、ジェフ市原ユース、ジェフ市原/ジェフ市原・千葉、京都サンガF.C.、ジェフ市原・千葉。2000年のJ1リーグでデビューを果たしていた。

 日本代表1試合0得点。これまでの出場歴は、J1リーグ220試合・29得点、J2リーグ236試合・8得点、Jリーグカップ53試合・6得点。

 佐藤はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「育ててもらった千葉が台風の影響で大きな被害を受けている時に自分個人のことを発表していいものなのか、とても悩みましたがお伝えすることにしました。

 12歳からジェフのユニフォームを着させてもらいましたが、その大好きなユニフォームを脱ぐ時が来ました。ファン、サポーターの皆さん、そして支えてくれた家族、チームメイトやクラブスタッフなど、多くの方に支えられながらここまで続けて来ることができたことに感謝しています。

 ただまだシーズンは残っており、最後までジェフの一員として闘います。引き続き熱い応援を宜しくお願い致します。

 ファン、サポーターの皆さまへは改めてお話する機会を設けさせていただければと思います」

 千葉は10月13日のV・ファーレン長崎戦、2-0で勝利を収めて、9勝12分15敗(42得点・55失点)で17位。佐藤は今季これまでJ2リーグ15試合(1008分)出場・無得点だった。

 佐藤は引退会見を10月16日(水)14:00から引退記者会見を行う予定。その模様は「ジェフユナイテッド市原・千葉オフィシャルInstagramアカウント」にてライブ配信される。

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[文:サカノワ編集グループ]

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