【日本代表 香港戦採点】大島、菅、相馬、小川に最高点「5」。レベルの差はあったが結果を残した
[MAN OF THE MATCH=マン・オブ・ザ・マッチ]小川航基(日本代表)
田中駿も高評価。仲川は「勝利」に徹した印象に。
[東アジアE-1選手権] 日本 5-0 香港/2019年12月14日/九徳総合運動場(韓国)
【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。1点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。
◎採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
寸評
▽先発出場
GK
23 大迫敬介 3
ほとんどピンチはなく、シャットアウトで結果を残す。
DF
15 渡辺 剛 3
ストッパーとして対峙した相手に仕事をさせず。所属のFC東京では4バックだが、ビルドアップへの関与もまずまず。
3 田中駿汰 4
しっかり最終ラインの最後にフタをして、リベロでありスイーパーとして香港に何もさせず。畠中投入後はボランチにも入り、対応力の高さを見せた。
21 古賀太陽 3
立ち上がりポジショニングがやや悪かったが徐々に修正。守備力の高さは見せた。
MF
17 田中 碧 3
スペースを埋めて川崎ではチームメイトである大島をフォローするなど、オフ・ザ・ボールでの対応でも気が利いていた。
6 大島僚太 5
このレベルでは突き抜けていた。ぜひ韓国戦では先発で起用してもらいたい。
2 菅 大輝 5
3-4-2-1のメリットはこういうところにある、と示した先制ボレーは見事だった。数的優位を作り出し、相手を常に混乱させた。
16 相馬勇紀 5
右で崩す、という「出口」になり、クロスを放ち続けてチャンスを作り出した。
10 仲川輝人 3
ボールを引き出しスペースを作り出して、シャドーとしての役割は十分まっとう。代表デビュー戦は「勝利」に徹し、相馬をより生かした形に。
11 田川亨介 3
貴重な代表初ゴールを決めた一方、求められた執拗なプレスやチーム全体に推進力を与える役割はできていなかったか。
FW
20 小川航基 5 [MAN OF THE MATCH]
代表デビュー戦でのハットトリック。大島、菅、相馬に崩してもらった印象も強いが、結果を残した。むしろあと1、2点ほしかった。上田をリードしたとはまだ言えない。
▽交代出場
DF
4 畠中槙之輔 3(△67分)
ベンチから見守っていた微修正を行い、ラインを押し上げて、ビルドアップにも加わる。
FW
13 上田綺世 ー(△84分)
鹿島のチームメイトである相馬との”ホットライン”で決定機を作ったがポスト直撃。決めたかった。
◇東アジアE-1選手権◇
◆大会日程&結果◆
※すべて19:30KICK OFF
◎12月10日(火)
日本代表(〇2-1) 中国代表
◎12月11日(水)
韓国代表(〇2-0)香港代表
◎12月14日(土)
日本代表(〇5-0)香港代表
◎12月15日(日)
韓国代表(〇1-0)中国代表
◎12月18日(水)
香港代表(16:15@釜山アジアド主競技場)中国代表
日本代表(19:30@釜山アジアド主競技場)韓国代表
関連記事:香港紙が中国代表に眉ひそめる「血なまぐさい日本戦」「橋岡の頭にスタッドを打ち付けた」
[文:サカノワ編集グループ]