日本代表FW浅野拓磨はW杯中断前のアウクスブルク戦欠場。練習復帰したが…内側側副靭帯断裂の影響を残すまま日本代表に合流へ

レッチュ監督は「連れていきたい」と語っていたが…。

[ブンデス１部 15節]アウクスブルク – ボーフム／2022年11月12日15:30（日本時間23:30）／SGLアレーナ

　ブンデスリーガ１部VfLボーフムの日本代表FW浅野拓磨はカタール・ワールドカップ（W杯）の中断前最後の公式戦となるFCアウクスブルク戦、負傷からのリハビリに努め練習に合流したものの欠場した。約２か月間実戦から離れたまま、ケガの不安を残したままW杯に臨む日本代表へと合流する。

　浅野は９月10日に行われたシャルケ04戦、開始40秒に相手選手のスパイクを右ヒザあたりに受けて、ピッチに座り込んだ。そのあと一度はプレーに復帰したものの、続行不能と判断して、わずか４分で交代を余儀なくされた。

　クラブは同13日、右ヒザの内側靭帯断裂と発表、「保存的治療」で復帰を目指すと発表した。

　そしてこの試合前の木曜日の練習には合流。トーマス・レッチェ監督は「（２日目の練習となる試合前日の）トレーニングでもう一度確認して、彼を連れていくべきなのか見る必要があるでしょう」と語っていた。練習に復帰できるまでコンディションを戻したことはもちろん朗報であるが、指揮官はまだ試合に出られる状態にはないと判断したということになる。

　浅野は今季これまでリーグ６試合に先発出場していた。

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