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【日本代表 韓国戦採点】4人に最低点「1」、及第点は大島僚太、相馬勇紀、中村航輔、三浦弦太に

[MAN OF THE MATCH=マン・オブ・ザ・マッチ]ファン・インボム(韓国代表)

上田綺世は中国戦から一転。CFが機能しないと、3-4-2-1システムは不全に陥る。

[東アジアE-1選手権] 韓国 1-0 日本/2019年12月18日/釜山アジアド主競技場(韓国)

【選手採点│寸評】
※5段階評価。5が最高で、1が最低。1点刻み。
採点対象は原則、出場20分以上。

◎採点の見方
ポジション
背番号 選手名 採点
寸評

▽先発出場
GK
1 中村航輔 3
ミスなく及第点。失点シーンでビッグセーブが飛び出していれば、この日のヒーローだった。

DF
4 畠中槙之輔 2
カバーリングを怠らず何度かチームを助けた。一方、4バックの時とは異なってくる役割をまっとうできず。もっと連動して押し上げ、相手がリトリートする前段階でクサビを入れていきたかった。 

5 三浦弦太 3
最後の局面で体を張り、高さでも負けず。「良かった」とまではいかないが、求められた役割はこなしていた。

19 佐々木翔 2 
背後を取られると佐々木のみならず全体がラインを押し下げなければならず、そこでチームのバランスが崩れた。

MF
22 橋岡大樹 2

最終ラインに吸収され5バックとなって守る時間が長く、何度か攻め上がったものの、クロスなど攻撃面で効果的な関与をできなかった。守備ではよく耐えたので「2」に。

7 遠藤渓太 1( ▼HT )
左サイドでのアップダウンを緩急入れて怠らず実行。ストッパー、シャドーなどとトライアングルの関係を生かし、周囲の良さも引き出す相乗効果から崩したかった。

8 井手口陽介 1 ( ▼62分 )
劣勢時に相手の矛先を変えたかった。最終ラインにほぼ吸収される時間も長く、推進力を与えられなかった。

17 田中 碧 2
常に後手に回ってしまうなか、何度か思い切ってチャレンジを試みたが通じず。ただ、今後につながるトライになったはずだ。

14 森島 司 1
中国戦で見せた「鋭さ」が、韓国相手には「軽さ」になってしまった印象。一人で攻め急ぐような形になり、ボールを収める時間を作りたかった。

9 鈴木武蔵 2( ▼78分 )
ペナルティエリア付近でボールを持った際は、日本の中では数少ない得点に匂いを漂わせた。結果的に、相馬のクロスに頼るのであれば、最後までピッチに残して良かったか。 
 
FW
13 上田綺世 1
今回の中国代表(Bチーム相当)であれば、意図するプレーをできていた。が、インテンシティが二段階は上がった今回の韓国代表相手には、ほとんど何も通用せず。このシステムはセンターフォワードが機能しないと、不全に陥ってしまう。

▽交代出場 
MF
16 相馬勇紀 3
( △HT )
閉塞感を打破して日本の攻撃の「出口」となってクロスを連発。日本に流れを引き込んだものの合わせ切れず。香港戦の菅大輝起用時に見られた、「5トップ」の有用性をもっと前面に出したかった。

MF
6 大島僚太 3( △62分 )
積極的に縦パスやフィードを放って、相手を後ろ向きにさせて揺さぶった。先発で起用して、試合をオーガナイズさせても面白かったか。

MF
10 仲川輝人 ー( △78分 )
最後のカードで投入されたが、前を向いて仕事をする機会は限られ、インパクトを残せなかった。

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[文:サカノワ編集グループ]

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