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【日本代表】メガネ姿の柴崎岳がスタイルについて持論「ボールを必ず保持したいとはあまり思わない」

日本代表

日本代表柴崎岳

サカノワスタッフ

オンラインで取材に応じた日本代表の柴崎岳。協力:日本サッカー協会

「スタイル」ありきではなく、「勝利」を前提に。

 日本代表のMF柴崎岳が11月10日、オンラインによる取材に応じて、11月シリーズに向けた抱負を語った。今回「目指すべきスタイル」について問われると、珍しくメガネ姿で登場した28歳の司令塔は、一つに捉われるべきではないのではないか、と持論を展開した。

 10月はカメルーン代表(△0-0)、コートジボワール代表(〇1-0)といずれもアフリカの強豪に最低限の結果を残した。そして今回パナマ代表、さらに世界の強豪の一つであるメキシコ代表と対戦する。

 そこでチームとして、どのような点を引き上げていきたいか、あるいはテーマを持っていきたいかと問われると、柴崎は次のように答えた。

「強豪国であろうと、どのような相手であっても、個人的には、ボールを必ず保持したい、またはその長い時間を長くしたい、とはあまり思っていません。全ては勝利するためであって、その時の状況、時間帯によって(選択は)変わっていくものだと思っています。ボールを持っていなくても、勝利の可能性が高くなることはある。試合全体を通して見て、であれば、保持を放棄したほうが勝つ可能性、得点する可能性が高くなることもあるので、個人的にはそのように考えています」

 それは決してポゼッションを放棄したほうがいいと言っているわけではない。その瞬間、その瞬間の「勝利」のための選択肢が必要だということだ。

「ポゼッションを軽視している、というように捉えられるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。状況に応じて、相手との力関係もあります。いつも『こういう試合をしたい』というスタイルは、あまり個人的には持ちたくない。自分たちのサッカーを掲げてやってきた、これまでの日本代表もあります。そこに捉われて、試合の全体像を捉えられないと、ちょっと違ってくるのかなと個人的に思っています。テーマは持っていても、大事なことは、勝利するためであります。その場、その場で判断していくことだと思います」

 つまり、スタイルの共有が先に来るのではない。まず、対戦する相手に勝利することが前提にある。そのために、何をすればいいか? そこにポゼッションの要素、あるいは速攻の要素などが加わってくるということだ。

 そのうえで、今回、パナマ、メキシコを相手に、柴崎が見せたい点とは?

「前回のオランダ遠征に続き引き続き、自分から発信して、チームにいい波を作っていきたい。守備、攻撃においても、チームとして共有すべきことを、プレーで示していければと思います」

 ロシアで好調な橋本拳人も加わったことで、ボランチの争いもまた活発化する。柴崎には試合をコントロールするとともに、勝利であり、得点につながる仕事も求められる。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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