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「流石のクオリティ」久保建英のアトレチコ撃破弾、マジョルカ監督が絶賛。一方、日韓代表の同時起用には否定的な考え

久保建英(17番)がアトレチコ・マドリード戦で決勝弾! (Photo by Denis Doyle/Getty Images)

「ゴールまで辿り着けないのではないかとヒヤヒヤしていました」

[スペイン1部 16節] アトレチコ・マドリード 1-2マジョルカ/2021年12月4日18:30(日本時間5日2:30)/エスタディオ・メトロポリターノ

 昨季王者のアトレチコ・マドリードに勝利したRCDマジョルカのルイス・ガルシア監督が試合後のインタビューで、90+1分に決まった日本代表MF久保建英の決勝ゴールが決まった瞬間の気持ちを語った。ラ・リーガが公式ツイッターで、日本語訳とともに紹介している。

 自陣からの完璧なカウンターがハマった。久保がハーフウェーラインで一旦タメたことで、オフサイドラインを決壊させることに成功。背後へ抜け出すと、ヤン・オブラクの股を抜く一撃を突き刺した。

「(久保が)ゴールまで辿り着けないのではないかとヒヤヒヤしていました。短距離では速いですが、長距離ではそこまで速くありませんから。最初のボールタッチが遅れた時、追いつかれるかなと思ったのですが、決めたシーンは流石のクオリティでした」

 一方、チーム全体のディフェンス面のバランスを考慮し、久保と韓国代表イ・ガンインとの同時起用は難しいという考えを示した。

「私の考えですが、タケとイ・ガンインにはそれぞれチャンスを与えていきたいと思っています。彼らが一緒にプレーするのは簡単ではありません。ベンチを含めトップ下は豊富なタレントがいます。ダニ(・ロドリゲス)、イ・ガンイン、タケ、アントニオ(・ライージョ)、アマト(・ディエディウ)……メディアプンタのポジションでプレーできる選手はたくさんいます」

 また、指揮官は試合後の記者会見でもその点について、「(久保とイ・ガンインについて)2人が一緒にプレーするのは難しいでしょう。彼らが与えてくれるものはありますが、それは他を失うことになりますから」と改めて語っていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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