昨季王者撃破の一撃!!久保建英が一問一答「ちょっとした幸運もあって」。マジョルカがアトレチコに逆転勝利
アトレチコ・マドリード戦でゴールを決めたマジョルカの久保建英。(Photo by Denis Doyle/Getty Images)
「どのチーム対しても戦えることを証明できた」。アディショナルタイムに劇的な今季初ゴール!
[スペイン1部 16節] アトレチコ・マドリード 1-2マジョルカ/2021年12月4日18:30(日本時間5日2:30)/エスタディオ・メトロポリターノ
スペイン1部RCDマジョルカが、80分のフランコ・ルッソ、そして90+1分の久保建英のゴールで、昨季王者アトレチコ・マドリードに2-1の逆転勝利を収めてみせた。
74分から途中出場した久保はカウンターから抜け出して、スロベニア代表GKヤン・オブラクの股を抜く一撃! 右ヒザのケガから復帰して2試合目、チームに大きな勝点3をもたらした。
久保が試合後に語った一問一答は次の通り。ユーチューブのマジョルカ公式チャンネルで公開されている。
――この勝利について。
「チームは良い形で試合に入り、難しい時間帯に耐える術を知っていました。相手はリーガで最も完成度の高いチームだと思いますが、そのピッチで重要すぎる勝点3を持ち帰ることができました。僕らはどのチーム対しても戦えることを証明できたと思います」
――ゴールシーンについて。
「カウンターでのプレーで、僕はアンヘルにボールを渡しました。彼は敵を背負っていたけれど、その先には広大なスペースがありました。
監督はいつも僕にボールに触ってから走れ、と言いますが、僕はそれをして、ちょっとした幸運もあって、ボールが僕のもとに来ました。
個人的に僕はチームの役に立てていなかった。2か月戦線から離れていたのに、それにふさわしい活躍をできずにいました。このゴールで少しそれができたのではないかと願っていますし、今後全ての試合でそうあり続けるように、チームの役に立っていきたいです」
――過去7試合勝ち星がなかったアトレチコ・マドリードからの勝利に。
「僕はスタンドでもベンチでも、チームの状態が良いと見ていました。ただ、何か足りないものがあり、それは決定力だったのかもしれません。今日はそれがありました。
最終的に意味があるのは勝点3。僕らは相手より決定力があり、そこが大事でした」
マジョルカはリーグ8試合ぶりの勝利を掴み、4勝7分5敗の勝点19で暫定12位に浮上。久保はリーグ7試合・1得点。
チームは次節、日本時間12月11日5時から、セルタ・デ・ビーゴとホームで対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]