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南野加入決定のリバプールが2位との直接対決に圧勝「とてもハッピー」とクロップも満足

南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

アウェーでレスターから4ゴール。勝点差「13」に広がる。1月1日、正式加入へ。

[プレミアリーグ 19節]レスター・シティ0 – 4リバプール/2019年12月26日/キングパワー・スタジアム

 イングランド・プレミアリーグ注目の一戦、1月から南野拓実の加入が内定しているリバプールFCがアウェーで2位レスター・シティと対戦し、4-0の圧勝を収めた。

 リヴァプールはリーグ戦1試合未消化で17勝1分(46得点・14失点)の勝点52で首位。直接対決を制してレスターとの勝点差を13に広げた。

 リバプールは31分、サイドからのクロスにボビー・フィルミーノが合わせて先制点を決める。その後もチャンスが訪れるものの得点を決めきれない時間帯が続くなか、71分に相手のハンドで獲得したPKをジェームス・ミルナーが落ち着いて決めてリードを広げる。

 さらに74分にはクロスから再びフィルミーノがゴールを決めて3点目。そして78分、アレクサンダー・アーノルドがボックス手前からミドルシュートを突き刺し、これがトドメの4点目となった。

 2位との直接対決を制したリバプールのユルゲン・クロップ監督は試合後のインタビューで「結果にとてもハッピー」と満足げに語った。

「今日の結果は、とてもハッピーですし、この結果を賞賛したい。こうした結果は保障されていませんし、選手たちは3日に1試合のペースで試合をこなさないといけません。

 開始早々ビックチャンスがあってそれを生かせませんでしたが、試合はコントロールできていたと思います。

 先制点の場面、アーノルドからのクロスは非常に精度の高いものでしたし、それによってフィルミーノはあの状況で点を決めれることができました。

 今日の我々の集中力とゴールは間違いなく素晴らしいものでした。私たちにとって重要な日になったと思います」

 カタールで開催されたクラブワールドカップを制し、過密日程が続くなかでの大勝――。指揮官は選手たちを大いに賞賛していた。

リヴァプールは次節12月29日、ホームでウルヴァーハンプトンFCと対戦する。

 そして5日後の2020年1月1日、南野は正式にリバプールの一員となる。早ければ現地時間5日のFAカップ3回戦、エバートンとの”マージーサイド・ダービー”でのデビューが噂されている。労働許可証なども関係してきそうだが、日本のエースのプレミアデビュー――待ち遠しいばかりだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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