【浦和 0-0 福岡】金子拓郎、関根貴大、大久保智明…日本代表デビューの安藤智哉が迫力ある守備でシャットアウト
安藤智哉 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
終盤はほぼ福岡ペースで進む。
[J1 23節] 浦和 0–0 福岡/2025年7月27日19:00/埼玉スタジアム2002
クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)との兼ね合いによりこの日程で組まれた一戦、浦和レッズ – アビスパ福岡の一戦はスコアレスドローに終わった。
中3日での連戦になる浦和は、前節負傷交代した渡邊凌磨がメンバー外に。また初ゴールを決めた小森飛絢がベンチスタートとなった。
代わってチアゴ・サンタナがスタメンに復帰し、マテウス・サヴィオ、松尾佑介、金子拓郎が前線に入った。
対する福岡は、先日の東アジアE-1選手権で日本代表デビューし評価を高めた安藤智哉、浦和を何度もきりきり舞いさせてきた紺野和也らが対峙した。
安居海渡のミドルなど序盤チャンスを作った浦和だが、この日も紺野に苦しめられる。蓄積された疲労も影響し、次第に自陣でプレーする時間が増えてしまう。
それでも浦和のGK西川周作のポジショニングも光り、福岡の“超”決定機のシュート2本はいずれも枠の外に逸れる。
浦和は小森、関根貴大、松本泰志、大久保智明といった攻撃的なカードを切っていく。
しかし……決定機は作れない。試合終盤は福岡の一方的な展開に。
結局、見せ場も限られ、スコアレスドローに終わった。
日本代表DF安藤は金子拓郎、関根、大久保と様々なタイプで実績もあるアタッカーと対峙。つなぎの面で課題を見せたものの、迫力のある守備でチャンスを作らせなかった。
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これで全チームが24試合消化で並んだ。浦和は勝点38で8位、福岡は同32で11位。