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ガラタサライが長友佑都「移籍金なし」で放出を認める。新天地はボローニャか日本?

長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

左サイドバックの新戦力として21歳のウルグアイ代表を獲得。トルコメディアが報じる。

 『アクサム・スポル』などトルコメディアは1月18日までに、ガラタサライSKの日本代表DF長友佑都がこの冬のマーケットで、クラブ間の違約金(移籍金)なしで移籍が可能になったと報じた。

「ガラタサライは長友との契約条件を修正し、違約金なしで移籍できることに合意した」と題したレポートを掲載し、ガラタサライと2020年まで残すあと約半年分の違約金を「ゼロ」に設定。長友はイタリア復帰が第一希望で、日本行きもあり得るということだ。

 ガラタサライはこのほど、ドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィッヒに所属していた21歳のウルグアイ代表サイドバック、マルセロ・サラッキを1年半の期限付き移籍で獲得。そういった背景を踏まえ、同ポジションでありクラブへの貢献度の高い長友が新たな移籍先を見つけた場合には、違約金は求めないことで合意したそうだ。

 33歳の長友は今シーズン、トルコ1部リーグ15試合・1得点、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)6試合・0得点と、主力としてプレーしてきた。しかし、CLのレアル・マドリード戦では18歳のロドリゴに再三打開されて、0-6で大敗。最近も国内リーグは13節から5試合連続で先発出場を続けているものの、低迷するチームは長友のポジションのてこ入れを進めていた。

 国内リーグ2連覇中のガラタサライだが、これまで同リーグ7勝6分4敗(23得点・15失点)の勝点27で7位。首位のシバスシュポルとは勝点10差をつけられている。

 また、トルコ『CNN』によると、これまでのところイタリア・セリエAのボローニャFCが長友の獲得を検討していると伝えている。一時は違約金が150万ユーロ(1億8000万円)と言われていただけに、それが「ゼロ」になれば、一気に話は進展するか?

 もちろん、シーズン最後までガラタサライでプレーする選択肢も残す。日本代表の左サイドバックは、どのような道を進むのか――。

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[文:サカノワ編集グループ]