ヴィッセル神戸がポドルスキの退団を正式発表。アンタルヤスポルに移籍か

神戸サポーターへ「いつか皆さまの前に立ってしっかりと挨拶させてください」。

　J1リーグのヴィッセル神戸は１月18日、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキとの契約満了に伴い、2020シーズンの契約を更新しないと発表した。約３年間在籍したチームに天皇杯のタイトルをもたらし、神戸の背番号10が退団することになる。

　ポドルスキは1985年６月４日生まれ、ポーランド出身、ドイツ国籍の34歳。180センチ・80キロ。

　これまでのキャリアは、1.FCケルン（2003～06） ― FCバイエルン・ミュンヘン（2006～09） ― ケルン（2009～12） ― アーセナル（2012～15） ― インテル・ミラノ（15 ※期限付き移籍） ― ガラタサライ（2015～17） ― ヴィッセル神戸（2017年7月～19）。

　 日本での通算記録は、J1リーグ52試合・15得点、ルヴァンカップ３試合・２得点、天皇杯６試合・０得点。

　ドイツ代表130試合・49得点 。ワールドカップには、2006ドイツ大会、2010南アフリカ大会、2014ブラジル大会に出場している。

　ポドルスキは次のようにコメントしている。

「神戸に来た最初の日からタイトルをともに獲った国立での最後の日まで、神戸サポーターといつも最高の関係を築くことができました。

　サポーターの皆さまの気持ちは常に伝わっていましたし、一生忘れません。

　直接お別れのあいさつができなくて申し訳ないです。いつか皆さまの前に立ってしっかりと挨拶させてください。

　そして三木谷会長とヴィッセル神戸のスタッフ、選手の皆にも感謝しています。

　日本という素晴らしい国に来ることもできて、日本の文化に触れることができました。ヴィッセル神戸でJリーグを経験させてもらい、有難く思っています。

　この約３年間、ピッチ外でも家族と一緒に楽しい経験ができました。三木谷会長との縁はこれで切れるとは考えていないです。

　今後も連絡をと取り合っていくと思いますが、今日はとりあえずこの場を借りてありがとうと言わせてください。

　皆さま、ありがとうございました」　

　最後に2020年元日の鹿島アントラーズとの天皇杯決勝に先発出場し、クラブ初のタイトルを獲得。レフティは最高のプレゼントを残して、神戸を去ることになった。

　ポドルスキはこのほどマレーシアのジョホール・ダルル・タクジムFCを電撃訪問。さらに、17日からはトルコ１部リーグのアンタルヤスポルとの正式契約が間近に迫っていると報じられてきた。

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[文：サカノワ編集グループ]

Topics:Vissel KOBE officially announces Podolski leave the team.