【清水】松原后がSTVV完全移籍「クラブを背負う気持ちで挑戦」。鈴木優磨、伊藤達哉、シュミットに続き日本人4人目
清水からシント=トロイデンに移籍することが内定した松原后。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
メディカルチェックを経て正式契約へ。
J1リーグの清水エスパルスは1月20日、DF松原后がベルギー1部リーグのシント=トロイデンVVに完全移籍することが内定したと発表した。現地でのメディカルチェックを経て、正式契約を結ぶ。
松原は1996年8月30日生まれ、静岡県浜松市出身。182センチ・72キロ。
これまでのキャリアは、浜松開誠館高校 ― 清水エスパルス(2015年から)。
2019シーズンは、 J1リーグ34試合・2得点、ルヴァンカップ1試合・0得点、天皇杯3試合・0得点。
これまでの通算成績は、J1リーグ105試合・4得点、J2リーグ28試合・1得点、J3リーグ3試合・0得点、ルヴァンカップ9試合・0得点、 天皇杯9試合・0得点。
松原は次のようにコメントしている。
「報告が遅くなりすみません。
このたび、ベルギーのシントトロイデンVVに移籍することになりました。
僕に来たチャンスを尊重し、快く送り出してくれるエスパルスには感謝しかありません。
と同時にこのクラブを背負うような気持ちで挑戦してきます。
高校を出て、何もできなかった僕とサポーターの皆さんとは5年間の喜怒哀楽があり、色々な経験をさせてもらい成長させていただきました。
一番伝えたいことは、僕はエスパルスが本当に大好きということ。
静岡で育ち、このクラブでサッカーができて幸せでした。
僕の心はエスパルスと共にあります。
本当にありがとうございました」
シント=トロイデンでは、鈴木優磨、伊藤達哉、シュミット・ダニエルに続いて4人目の日本人選手になる。チームは22節を終えて、7勝5分10敗(24得点・38失点)の勝点26で11位。優勝を争うプレーオフ1(6位以内)進出に向けて厳しい状況に追い込まれている。松原が救世主になれるか。
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[文:サカノワ編集グループ]