×

【鹿島】2020年は『みせる』。強化指針 「積極的に主導権を奪う」

鹿島が無冠からのリスタートを誓う!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「無冠からのリスタート」を胸に、挑戦者として国内3大タイトルとACL奪還を目指す。

 鹿島アントラーズの2020新体制会見が1月23日、鹿嶋市内で行われ、クラブからスローガン、強化指針と新シーズンの目標が発表された。このあと新加入した選手が決意を示す。

 無冠に終わった2019シーズンを鑑みて、鹿島は次のように「強化指針」と「今季目標」を設定している。ザーゴ新監督のもと、主導権を握るスタイルを構築していき、一つひとつの試合を勝ちにいくとともに、「無冠からのリスタート」を胸に国内3大タイトルとアジアチャンピオンズリーグ( ACL )制覇を目指す。

 2020年のスローガンは「Football Dream-みせる-」。

 ピッチ上では積極的に主導権を取りにいくスタイルで全てのタイトルを目指し、ビジネスにおいては新たな価値を創造することに挑戦する。

 恒久的なメインスローガンを胸に、昨季を経て形になりつつある様々な変化をサポーターに「見せる」ことや、ポジティブなフットボールで「魅せる」こ とがテーマとなる。「すべては勝利のために」という揺るぎないミッションを体現すべく、 新たな鹿島アントラーズをみせる。

■強化指針
「積極的に主導権を奪う」

 新監督のもと、新たなサイクルへ向けたチームづくりに着手する。ブラジルと欧州での経験を持つ指揮官(ザーゴ監督)を迎え、自ら主導権を奪いにいく積極的なスタイル構築が今季最大のテーマ。攻守にアグレッシブな姿勢をプレーで表現し、勝ち切るための力を追求していく。

 過密日程を勝ち抜くため、各ポジションにおける選手層も厚みを増した。レベルの高い競争を通じて選手たちの成長を促し、シーズンを全員で戦う。

■今季目標
「無冠からのリスタート」

 無冠からのリスタートを切る今季、挑戦者として国内タイトルとアジア王者の奪還を掲げる。2016年以来となるJリーグ優勝はクラブとしてのミッションとなり、ルヴァンカップ、天皇杯を加えた国内3大タイトル、さらに2度目のAFCチャンピオンズリーグ制覇を一丸となって目指す。

 すべての試合における勝利、一つでも多くのタイトルを獲得するという目標は、決して揺らぐことはない。

関連記事:神戸、札幌、FC東京にチャンス?ダビド・シルバ狙うMLSマイアミに「課題」

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads